1年ほど前に購入していたものの、なかなか出番がなく眠っていた2代目のカヤック(栄友丸)…。この度、やっと進水式を迎えることができました。
久しぶりのカヤックフィッシングは、腕や背中と普段使わない筋肉が心地よい…というより、少しハードな筋肉痛になりましたが、カヤックでしか味わえない海との一体感がとても気持ちよかったです。

そんな新艇でのカヤックフィッシングの模様と、釣った魚でトライしてみた、世界の郷土料理についてお届けします。

2代目カヤックの特徴


わが家の初代カヤック、U-BOAT(Uボート) ノア

初代カヤックを8年間使用していて、こちらのカヤックも健在なのですが、私の握力の関係で長時間パドルを漕ぐことが難しい初代。新艇の2代目と初代との大きな違いは、その漕ぎやすさです。
特徴としては、

●全長が長い●私が座る前の席の喫水線(※)が深い(=水面が近い)

ということ。

黄色のカヤックが初代(上の写真)、緑のカヤック(下の写真)が2代目なのですが、前の席あたりの喫水線が深く(船体に対して高く)、漕ぐ位置が低くなったためバドル操作がしやすくなりました。これだけでもても漕ぎやすくなったんです。

喫水線とは、船体に対しての水面の位置、水面のラインのことです。船体に対して低い位置にあれば水の抵抗が少なくスピードを出しやすい反面、風や波の影響を受けて流されやすくなります(また不安定にもなる)。高い位置にあれば、抵抗は大きいものの船が安定します。そのうえ、カヤックであれば水面に対してパドル操作が平行に近づくので漕ぎやすくもなります


ようやく進水式を迎えれた2代目の「栄友丸」、Riot Kayaks(ライオット カヤックス) エスケープDUO

ちなみに、以前は置き場所が車庫の中だったのですが、外に置くことにしました。カヤックにメリットがあるわけではありませんが、車庫が広々と使え、圧迫感がなくなりました。


以前の置き場所

新しい置き場所

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進水式はホームで安全に、そしてお手軽に

カヤックフィッシングを始めたころは水深20mくらいの近場で釣ることが多かったのですが、徐々に漕ぐことが楽しくなり、水深の深いところまで行けるようになりました。そうして慣れてきたころには、2kmほど漕いで水深が80mから150mのポイントを釣り楽しむようになりました。
しかし、最近は私の握力のなさを自覚して、今回は安全第一という面から水深が28mくらいの近場ポイントをメインに、アマダイ仕掛に40号のオモリをセットしてシロアマダイをねらってみることにしました。


新艇での最初の獲物はムシガレイでした

安全第一であまり遠出をせず近場で楽しむという理由もありますが、実は、いつもホームとしているエリアでカヤックを楽しむ際は、まず40号のアマダイ仕掛を水深30mのポイントに落として、その日の潮の流れや魚の活性を見るというルーティーンを行っているワケです。アナログなスタートですが、回数をこなして経験値を積みやすいので状況を把握しやすく、海の中の季節の移ろいも感じやすいんです。ホームならではですね。

こちらの海域にはあまりシロアマダイはいないのですが、一度だけ奇跡的にシロアマダイを釣ったことのあるポイントです。しかし現実は……、フグサバが元気すぎました(汗)。
そのあとも「ポイントを変えよう!」と、水深8mくらいのポイントでマゴチをねらってジグで楽しんでましたが、サバ、サバ、サバが元気いっぱいでした!! というワケでこの日はサバに恵まれ(?)無事、進水式を終えることができたのでした~。


美味しそうなサイズが釣れました!