瀬戸内海でアート展示の先駆けの島となった直島や、雄大な室生の里に広がる室生山上公園 芸術の森、島内各所にオブジェが設置されている島ごと美術館など、アートに触れる女子一人旅におすすめの、国内アートスポットをご紹介します。
1.犬島(岡山)
宝伝港からフェリーで約10分で到着する、岡山市唯一の有人島です。周囲4kmの小さな島で、かつては銅の精錬所と花崗岩の採石場があり、隆盛をきわめてきた歴史があります。当時の遺構が独特の雰囲気と景観を醸し出していますが、現在はアートの島として、3年に1回開催される「瀬戸内国際芸術祭」の舞台のひとつとなっています。
荒神明香「S邸/コンタクトレンズ」
そんなアートの島を象徴するのが、大正時代に閉鎖された製錬所を美術館として蘇らせた「犬島精錬所美術館」。そして犬島「家プロジェクト」では島内の空き家などを活用し、現代アートを展示するなどの活動を行なっています。
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2.直島(香川)
銭湯らしくないカラフルでPOPな外観の「I♡湯」
香川県に属する瀬戸内の島の1つですが、位置としては岡山県宇野港からフェリーで約15分のところにある、人口約3,000人の小さな島です。
黄かぼちゃ。この日は雨上がりだったので、柄が水たまりに反射しました!
ベネッセコーポレーションが島内各地で行ってきたアート活動「ベネッセアートサイト直島」の取り組みなどをきっかけに、瀬戸内海でアート展示の先駆けの島となりました。世界的に人気の高い日本人アーティスト・草間弥生や建築家の安藤忠雄の作品もあり、現代アートの聖地として世界的にも注目されています。