世界的に著名な建築家が設計したミホ・ミュージアムや、神に捧げたデザインと称えられた軽井沢聖パウロカトリック教会、世界遺産登録された日本唯一のル・コルビュジエ建築である国立西洋美術館など、日本全国の美しい建築物をご紹介します。
1.ミホ・ミュージアム(滋賀)
photo by どどりあさん
ルーブル美術館のガラス・ピラミッドを設計した、世界的に著名な建築家であるI.Mペイ氏が設計した美術館です。美術館の屋外のスペースでは過去に、ルイ・ヴィトンのファッションショーが開催されました。
レセプションから展示棟までは歩いて5〜10分ほどの道のり。途中にトンネルがあり春にはトンネルからしだれ桜の美しい姿を望めます。
トンネルをぬけた後、120mの吊橋をわたれば、いよいよ美術館が見えてきます。開放的なエントランスからは目の前に広がる大自然。館内には仏教美術や世界の古美術などのコレクションを常設展示しています。
ミホミュージアムのレセプション棟にあるレストランでは、体に良い食事を頂くことができます。農作物は、秀明自然農法でこだわって作られており、砂糖や味噌、醤油などの調味料にもこだわっています。
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2.軽井沢聖パウロカトリック教会(長野)
1935年にイギリス人司祭・ウォード神父によって建てられた教会。建築界の巨匠アントニオ・レイモンドが設計し、“崇高きまわりなきA・レイモンドが神に捧げたデザイン”と称えられた教会は、アメリカ建築学会賞を受賞。
三角屋根と水平なファサードが美しいバランスを保ち、一度見たら忘れられない、印象深い外観です。そして堂内は、木がふんだんに使われ温かみがあります。素朴ながら、祈りの場としての神聖さが感じられ、多くのカトリック信者を引き付けてやまないというのも納得。
「聖パウロカトリック教会」を訪れるのに最適な時季は秋。教会を取り囲む木々が黄色や赤に染まる中、名建築のフォルムがさらに引き立ち、一枚の絵画のような風景に。