ルアーメーカーのガンクラフトからリリースされているルアーといえば、ビッグベイトのジョイクロ=ジョインテッドクローが有名です。
S字を描いてバスを誘い出すチカラは圧倒的ですが、2022年には新作のラチェット184が登場します。
すでにウェブ限定で販売が完了、一般向けの販売が待ち遠しい状態です。
いったいどんなスペックに仕上がっているのか、詳しくチェックしてみましょう。
ガンクラフトのラチェット184とは
ガンクラフトのラチェット184とは、2022年新発売されるジョイント型式のビッグベイトのことです。
定番ビッグベイトのジョイクロシリーズと比べると、ずいぶん体高のあるデザインになっています。
全長は184mmと、やや大き目。
重さは、2.5ozもありますから、70gをほんの少し超えたぐらいでしょうか。
専用のタックルを用意する必要があり、本格的なビッグベイトの釣りを楽しめそうです。
フックは、1番サイズのトレブルフックが前後に付いています。
ウェブ限定販売のときのメーカー希望販売価格は、7,480円でした。
ガンクラフト・ラチェット184の特徴としてまず挙げられるのは、3連結ボディで体高があること。
これにより、ロッドワークによる入力で、左右へのテーブルターンが素早く発生します。
スローにリトリーブすると、滑らかなS字の泳ぎを見せてくれて、そこからスピードアップすると、S字の振り幅がよりタイトになり、左右への水押しが強まります。
まるで、S字蛇行するクランクベイトのようなメリハリ感。
バスがこの波動を感じたら、一気に間を詰めてくる印象が強いです。
静止させると水面まで浮上するスローフローティング仕様ですが、ロッドティップを煽るだけで水面下へダイブします。
当然水絡みは良好で、左右へのダートアクションが発生しやすい状態を常に維持しているといった感じでしょうか。
ガンクラフト・ラチェット184の後尾には、ROMダンパーが装備されています。
これは既存モデルのジョインテッドクローシフト183に搭載されていた機構で、軟質なエラストマー素材を使ってジョイント部分を作り出しています。
より柔軟で滑らかな左右への動きを助長し、メリハリのあるテーブルターンを支えています。
さらにテールの根元部分が大きくクビレているので、4連結になっているかのようなしなやかさも生まれています。
カンクラフトのビッグベイトは、生命感溢れるものが多く、長年に渡る技術の蓄積がこのラチェット184にも活かされているのだと感じます。
通常の状態でリトリーブして、水深1m程度にまで達する浮力ですから、板オモリなどで調整すれば、カンタンにシンキング仕様に切り換えできそうです。
自分が通っている釣り場のシチュエーションに合わせて、あれこれとカスタマイズする楽しみが増えるでしょう。
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ラチェットを詳しく解説している動画はこちら