釣り糸の結び方を習得することは、釣りを趣味として楽しむ上でとても重要です。
特に初心者アングラーなら、釣り糸=ラインを理解するためにも、真っ先にマスターしたいスキルとなります。
ここでは、ルアーとラインを簡単に結ぶ結び方や、PEラインとショックリーダーラインを結ぶ結び方についてご紹介しましょう。
釣り糸の結び方はどうすればいいの?
釣り糸の結び方には、いろいろな種類があります。
ベースとなる結び方から派生して、実践しやすい結び方に切り換わっていったのでしょう。
まずは、ルアーやスナップなどとラインを結ぶ結び方から取り上げます。
●釣り糸の結び方①パロマーノット
パロマーノットは、ルアーをしっかりとラインに結び付けるのに役立ちます。
当然スナップやスイベル・フックアイなどをラインと直結する場合にも応用できるようになっています。
動画を観てもらうと分かりやすいのですが、結ぶというより、ラインにつなぎたい対象物をくぐらせる感じでしょうか。
一度輪っかを作ってくぐらせているので、引っ張られるとどんどん締め込まれていきます。
つまり、結び目=ノットが、ほどけてしまう方向には行かない構造になっているので、安心してつないだルアーをキャストし続けられるでしょう。
強めのフッキングをおこなっても、パロマーノット自体が崩壊したり破断したりしにくい特徴があり、より締め込まれて強度が上がる印象を持ちます。
太いラインでパロマーノットをおこなうと、ラインの向かう方向が真っ直ぐにならないケースが時折発生するので、ゆっくりと締め込みながらノットのカタチを整えるようにしてください。
パロマーノットは、構造がシンプルなので、釣り糸の結び方としてマスターするのに、さほど時間はかからないでしょう。
釣り場へ向かう前に、自宅で結び方の練習を数回しておけば、現場でも正確に実践できるはずです。
上手く仕上げるコツとしては、本線のほうを強く引っ張るのではなく、後で切り取る端線のほうをゆっくり引っ張りながら締め込むようにしてください。
本線と端線を指でつまんで、2本同時にゆっくりと引っ張るのも効果的です。
水分を付着させて、滑りをよくしてから締め込み作業をおこなうと、美しいパロマーノットが出来上がるでしょう。
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パロマーノットの結び方を解説している動画はこちら