アジングやメバリングなどのライトソルトウォーターゲームを実践するとき、キャロやスプリットショットリグを多用することがあります。

2022年ダイワからリリースされる月下美人ワンタッチシンカーロックは、新しいラインロックシステムを搭載しているシンカーで、ライトラインを保護しつつ釣果アップを目指せます。

どんなスペックに仕上がっているのか、詳しくチェックしてみましょう。

月下美人ワンタッチシンカーロックとは

月下美人ワンタッチシンカーロックとは、2022年ダイワから新発売される、ライトソルトウォーターゲーム用のシンカーのことです。

ウエイトの種類は、合計6種類用意されています。

2g・3g・4g・5.5g・7.5g・9.5gの中から、釣り場のシチュエーションに合わせて使い分けてみましょう。

フックを結んでいる前方に、フックと離して装着します。

リグのカタチはキャロですが、これをスプリットショットリグと呼びます。

1990年代のバス釣りでは、とてもひんぱんに用いられたリグで、最近では使っている人をあまり見かけなくなりました。

代わりに、アジングやメバリングなどのライトソルトウォーターゲームにおいて、スプリットショットリグが活躍するようになっています。

手軽にリグをキャロ化できるからで、ボトムとの接地感が増しますし、シンカーより先のワーム+フックを自然にフォールさせたり、左右にダートさせたりすることが可能です。

シンカーを重くしていくと、飛距離が伸びるメリットも発生しますから、広範囲で地形変化をなぞりたいときなどに重宝するでしょう。

シンカーがひんぱんにスタックしてしまうような場所なら、少し軽いものに変えたくなります。

そんなときに有効なのが、月下美人ワンタッチシンカーロックに搭載されている、新ラインロックシステムです。

これは、片手でシンカーを開閉できるシステムで、まずシンカー本体のくぼみに親指を軽く差し込んでください。

次にそこが少し開くので、赤色のラバーシートに隙間ができます。

その隙間の奥まで、ラインをきっちり挟み込んでください。

そして開いていたシンカーを、指で挟んでしっかり閉じれば、スプリットショットリグの完成です。

シンカーとフックの間のラインが長ければ、ワームアクションの自由度は増すでしょう。

あまりに長く取ると、キャストの際に絡まりやすくなるので注意してください。

出典:ダイワ

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新しいラインロックシステムを搭載した月下美人ワンタッチシンカーロック!

月下美人ワンタッチシンカーロックのラインロックシステムには、凸凹面が採用されています。

ライトラインでもきっちり挟み込んで、カンタンに滑り出さないように工夫が施されているのです。

まだ挟む部分は、ゴムシートになっていますから、ラインそのものを傷めないのがメリットです。

ナイロンやフロロカーボンなどのモノフィラメントラインがショックリーダーラインになっているので、滑りにくくで傷付けにくい断面であることは必須でしょう。

シンカーを取り外す際は、横滑りさせずに、すぐに本体のくぼみへ親指の先を押し当てて、左右に割るようにしてください。