新車を購入したいけど、予算の関係で中古車しか手が届かない。このような方は多いのではないでしょうか。
新車と違い中古車は、誰かが使用した車です。車によっては荒い使い方をされた車体もあり、購入後にトラブルが頻発するという可能性も考えられます。
状態の良い中古車を選ぶことができればいいのですが、全く知識のない方が中古車の良し悪しを判断することは難しく、どうしても中古車販売店任せになってしまうのではないでしょうか。販売店にもよりますが、中古車なので良い面や悪い面、両方の説明はしてくれるでしょう。
しかし中古車販売店も商売なので、良い部分を強調しながら話します。できれば悪い部分の話は、あまり聞かせたくないというのが本音でしょう。
何も知識がなければその話を鵜呑みにしてしまう方もいるでしょう。自分で判断するという選択肢がなくなってしまいがちではないでしょうか。
そうならないためにも、中古車を選ぶうえで見るべきポイントを知っておくことが大切です。
代表的なポイントとしては、走行距離や事故の有無などです。それ以外にも見るべきポイントはたくさんあります。
そこで、中古車を選ぶうえで確認すべきポイントを7つご紹介していきます。
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中古車のメリットやデメリットとは?
中古車には新車と違ったメリットやデメリットがあります。まず中古車のメリットは、
- 新車に比べ価格が安い
- 生産が終わった車を購入できる
- すでにカスタムされている車を選べる
- 使用済みなので新車に比べて気を遣わずに乗れる
この4つが大きなメリットです。
もうすでに生産が終わった車でも、性能が良く人気が高い車もたくさんあります。そして中古車を選ばれる方の大半は、価格が安いという理由が多いのではないでしょうか。
最近では新古車と呼ばれ、中古車のなかでも走行距離が極端に少ない車も出てきました。
また、ディーラーなどでは展示車に関して、新車よりも安い値段で販売しています。中古車といっても状態の良い車体から、状態の悪い車体まで幅広く存在します。
これから中古車の購入を検討されている方は、中古車だからキレイで程度の良いものは選べないだろうと諦める必要はなく、見るべきポイントをしっかりと押さえておくことで、状態の良い車を選ぶ可能性を上げることができるのです。
メリットがあるように中古車にもデメリットが存在します。
中古車のデメリットは、
- 多少の傷がある
- 使用感がある(臭いや色あせなど)
- すぐ故障する可能性がある
他にも細かいデメリットはあると思いますが、大きなくくりではこの3つとなります。どれだけ大切に乗っていても、多少の傷や使用感はどうしても出てきます。
また走行距離が多い車体では、乗り方にかかわらずトラブルが発生しやすくなるという特徴もあり、過走者でトラブルを回避したいのであれば、走行距離が増えた際、よく発生するトラブルを知っておくといった事前知識も必要でしょう。
では、具体的にどういったポイントを確認すれば良いのかをお伝えしていきます。
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特に注意すべきなのは走行距離を改ざんした悪質車両
中古車を選ぶうえで最も注意すべきなのは、走行距離を改ざんしている悪質車両です。
中古車のオークションに出品している人が改ざんしている場合もありますし、販売店が改ざんしているという可能性もゼロではありません。
走行距離を改ざんする背景には、過走車は売れづらいという一面があるためです。そのことから中古車を選ぶ際、走行距離が一つの大きな目安であるといえます。
では走行距離を改ざんした車は、どうやって見分けることができるのかをご紹介します。