バス釣り用ロッドのエントリーモデルとして、初心者アングラーを中心にユーザーを増やしているのが、ダイワのブレイゾンシリーズです。

2022年には追加機種を8種類ラインナップ、オールラウンドに使えるものがより一層選びやすくなっています。

その中から実際に手に取ってみたロッドを、詳しくインプレしてみましょう。

ブレイゾンってどんなロッドなの?

ブレイゾンとは、ダイワから発売中の、バス釣り用ロッドのことです。

ブランクスには伝統のHVF、グリップ周りにはエアセンサーシートやカーボンモノコックのリアグリップを採用しています。

バット部分はカーボンテープでX状に締め上げて補強、ガイドはアルコナイトリングで低価格化に成功しています。

既存モデルのヘビーユーザーですが、この仕様で快適にバス釣りを楽しむことができています。

2022年にはメガトップ=カーボンソリッドティップを搭載した機種が、8種類追加されました。

メガトップは、船釣り用のロッドなどで使った経験がありますが、細やかなロッドワークをルアーやワームリグに伝えることができ、尚且つ魚のアタリを弾いてしまうことなく、フッキングに持ち込みやすい特性を持っています。

それでは実際に手に取ってみた最新機種から、3本をご紹介しましょう。

●ダイワブレイゾンC66M-ST

カーボンソリッドティップのメガトップが搭載された、6.6ftのMパワーブランクスベイトロッドです。

全長は1.98mなので、長過ぎず短過ぎない長さに設計されています。

ヤブコギしながらオカッパリポイントを巡るつもりなら、ベストマッチなサイズ感といえるかもしれません。

ウエイトは113gと軽めで、先径/元径は1.4/12.9mmと細め。

適合するルアーウエイトは、5gから21gまでです。

これなら軽量リグから重めのスピナーベイト辺りまで、柔軟に使いこなせるでしょう。

適合するモノフィラメントラインは、8lbから16lbまで。

ブランクスはエクストラファーストテーパーデザインで、カーボン素材の含有率は89%になっています。

メーカー希望販売価格は、19,000円です。

実際に手に取ってみた印象は、ロッドティップが硬めだということ。

素直に曲がり込む味付けというより、ボトムなどの地形変化をしっかりとらえて情報化するのに適しています。

テキサスリグやフリーリグを装着して、ボトムをトレースしながら適度にスタックさせ、バスのバイトを待つのに丁度いいかもしれません。

出典:ダイワ

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ブレイゾンの新しいベイトフィネスロッドに触れてみた!

●ダイワブレイゾンC64L-2・ST・BF

2ピース仕様のLパワーブランクス・ベイトフィネスロッドです。

全長は1.93mで仕舞寸法は100cmと短めですから、オカッパリで持ち歩くには好都合な長さになっています。

ウエイトは98gと軽めで、先径/元径は1.2/8.9mmと細め。

適合するルアーウエイトは、1.8gから11gまで。

適合するモノフィラメントラインは、5lbから12lbになっています。

ブランクスはエキストラファーストテーパーで、カーボン素材含有率は88%です。

メーカー希望販売価格は、18,500円に設定されています。

軽めのワームリグをキャストしやすいですし、極端に曲がり込んで扱いにくいというイメージはありません。

張りがあってコントロールしやすい仕様に作られている、高感度なベイトフィネスモデルです。