大型の青物やロックフィッシュをターゲットに、さまざまな海で繰り広げられるオフショアゲーム。
強烈な負荷に耐えながら、掛けた魚を確実にランディングに持ち込むためには、滑・強・操の3つの要素に優れたベイトリールが必要です。
2022年シマノからリリースされる22オシアコンクエストなら、アングラーの要望にきっちり応えてくれるでしょう。
22オシアコンクエストとは
22オシアコンクエストとは、2022年シマノから新登場するオフショアゲーム用ベイトリールのことです。
設定機種は、左・右巻きハンドル仕様に3つのギア比を組み合わせた、合計6種類が用意されています。
滑・強・操の3つの要素を備えるために、さまざまな機能が搭載されています。
22オシアコンクエストの滑らかな巻き心地は、マイクロモジュールギアとインフィニティドライブを採用していることがベースになっています。
精密ギアを細かな歯で密に噛み合わせるのが、マイクロモジュールギア。
シマノの既存リールに数多く搭載し、多くのアングラーから高い支持を受けています。
ピニオンギアを内側からスプール軸で支える構造が、インフィニティドライブ。
これが加わることで、回転抵抗を低く抑えることが可能になりますし、シルキーな巻き感がどんどん向上していきます。
緻密で安定した巻き心地を生むからこそ、ちょっとした変化を確実にとらえられるようになります。
例えば、水流=潮の変化や、魚からのアタリなど、これまで逃していた変化を確実にとらえて、フッキングを発動できるでしょう。
22オシアコンクエストの強さは、軽量で剛性の高いアルミニウム製のHAGANEボディによるところが大きいです。
内部構造をガッチリと支えて、精密ギアの噛み合わせを保護し、Xプロテクトでベアリングへの水の侵入を抑えます。
高耐久クラッチや高耐食ステンレスパーツの強さも秀でていますから、初期性能が長い期間に渡りキープできます。
22オシアコンクエストの高い操作性は、手のひらに収まる小型軽量のボディデザインによるものです。
2015年モデルと比べて1.3mmのロープロファイル化に成功していて、より自然なフォームでリールを握り込めます。
また新たに搭載したNEWフォールレバーは、操作性に優れた新形状になっていて、瞬時に正確に微調整をおこなえるようになっています。
(広告の後にも続きます)
22オシアコンクエストのPG・HGモデルを詳細チェック!
22オシアコンクエストをギア比ごとに詳細チェックしてみましょう。
●300PG=右巻き仕様(301PGは左巻き)・・・ギア比は4.8対1になっていて、ハンドル1回転につき65cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は8kgで、ウエイトは350g。
スプールの直径は43mmで、幅は22mm。
ラインキャパは、PEラインなら1.5号を500m巻けます。
ハンドルの長さは75mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。
ラインの巻き取り量が少ないことを利用して、スローな誘いを実践してみましょう。
例えば、ロックフィッシュやタチウオ・サクラマスなど、狙うレンジを絞り込んで誘いをかけるのに適しています。
PGの軽い巻き上げは、ディープレンジで重いタイラバを操ったり、等速巻きするのにも合うでしょう。
●300HG=右巻き仕様(301HGは左巻き)・・・ギア比は6.2対1に上がっていて、ハンドル1巻きにつき84cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
最大ドラグ力は7.5kgで、ウエイトは355g。
スプールの直径は43mmで、幅は22mm。
ラインキャパは、PEラインの2号を380m巻けます。
ハンドルの長さは75mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。
HGモデルは、オールラウンドに使えるので、青物などをターゲットにした釣りに投入しましょう。