目次

埼玉県で最初に市になった小江戸川越とは?
蔵造りの町並み
時の鐘
川越小唄
川越氷川神社(風車、縁結び風鈴)

埼玉県で最初に市になった小江戸川越とは?

今回は私が生まれ育った川越を紹介します。小江戸川越と言われ、江戸時代には江戸まで続く新河岸川を使って舟で食料などを運ぶ交通の要所となり、城下町として栄えました。常に譜代大名が統治しており、5代将軍徳川綱吉の側近として大老格に登用された柳沢吉保が城主を務めたことでも有名です。

大正11年、埼玉県に初めて市が誕生しました。それが川越市です。そして、今年(2022年)、川越市は市制100周年を迎えます。

>>市制施行100周年特設WEBサイトはこちら

蔵造りの町並み

川越市は岡山県倉敷市、福島県喜多方市と共に「日本三大蔵の街」に選ばれています。蔵造りとは江戸時代の延焼を防ぐための耐火建築様式で黒い漆喰が塗られているのが特徴です。蔵造りの町並みに一際高くそびえるのが時の鐘です。

時の鐘

高さ約16メートル、鐘の重さは約730キロで、木造三層構造の鐘楼です。現在の鐘楼は、1627年に建てられた初代から数えて4代目で、毎日4回(6時、12時、15時、18時)自動で鐘を鳴らしています。

江戸時代から時を繋ぐ鐘の音に、ぜひ耳を澄ませてみてください。

>>時の鐘の詳細はこちらから

川越小唄

時の鐘のすぐ近くの石碑に歌詞が刻まれていました。何度も来ている場所ですが、今まで気付きませんでした。恥ずかしながら川越小唄の存在も初めて知った次第です。家に帰り母に聞くと、盆踊りなどでよく踊られているそうです。

川越氷川神社

川越氷川神社は、今から約1500年前、古墳時代に創建されたと伝えられています。室町時代に太田道真・道灌父子によって川越城が築城されて以来、城下の守護神・藩領の総鎮守として歴代城主により篤く崇敬されました。また、昔より縁結びの神様としての信仰を集め、人々のご縁を取り持っています。

風車(かざぐるま)

境内を吹き抜ける夕刻の爽やかな風が、一斉に「かざぐるま」を回し、それを見て近くにいた女子高生から「きゃーかわいい。」という黄色い歓声が上がっていました。

縁むすび風鈴

川越の夏の風物詩になっている川越氷川神社の「縁むすび風鈴」は、色鮮やかな約2,000個の江戸風鈴が境内に飾られます。涼しげな音を鳴らしている風景は、情緒たっぷりで心が落ち着きます。9月上旬まで見られますので、猛暑の中、一服の清涼感をぜひ味わってください。

※令和4年の縁むすび風鈴は、7月2日(土)~9月4日(日)まで開催されています。

川越氷川神社

住所:埼玉県川越市宮下町2-11-3
TEL:049-224-0589
公式サイト:川越氷川神社

>>川越の詳しい観光情報はこちら(小江戸川越ウェブ)

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