世界90ヶ国以上で愛されるウォッカブランド「スミノフ」をご存知だろうか? スミノフは、スタイリッシュなボトルでクリアな味わいを実現したウォッカが有名なブランドだ。
ウォッカ以外にも、爽やかな甘さと心地のいい炭酸が楽しめる「スミノフ・アイス」、みずみずしいフルーツの程よい甘さを堪能できる「スミノフ・セルツァー」など、多彩な商品を販売している。
そこで今回は、スミノフの特徴や歴史、おすすめのラインナップを解説する。最後まで読めば、スミノフについて深く理解できた上で、自分好みの商品を見つけることができるだろう。
スミノフ(SMIRNOFF)とは?
スミノフとは、世界90ヶ国以上で愛されるウォッカブランドのことだ。最も有名なのが「スミノフ・ウォッカ」であり、スッキリとしたクリアな味わいが魅力的。
スタイリッシュなボトルデザインも特徴的なので、ひと目見ただけでスミノフ・ウォッカだと判断できるはずだ。また、徹底的に雑味を取り除いた無色透明で濁りのないテイストであるため、さまざまなカクテルに合わせることもできる。
さらに、ウォッカで有名なスミノフだが、ウォッカ以外にも多彩な商品を販売している。スッキリとした甘さと低アルコールで飲みやすい「スミノフ・アイス」、甘さ控えめなスパークリングウォッカ「スミノフ・セルツァー」などがある。
スミノフの歴史
スミノフは1860年、「ピョートル・アルセニエヴィチ・スミルノフ」の手によって誕生した。1886年から1917年まで、ロシア皇室の御用達だったが、ロシア革命によって弾圧を受け、2代目の「ウラジミール・ペトロヴィチ・スミルノフ」らはフランスへと亡命する。
その後、同じく革命のあおりを受け、アメリカ合衆国へと亡命した「ルドルフ・クネット」が、アメリカ合衆国とカナダでスミノフブランドの製造権と商標権を買収し、スミノフの製造を本格的にはじめる。
以来、アメリカ産のスミノフは禁酒法解禁とともに世間に愛され、世界的に最も人気のあるウォッカブランドとなった。
ちなみに、日本では2009年に麒麟麦酒株式会社が販売権を獲得。そして、現在はその合併会社であるキリン・ディアジオ株式会社が販売促進を実施している。
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スミノフの種類|ウォッカ・アイス・セルツァー
スミノフについてざっくり理解できたはずだ。続いて、スミノフが販売している以下3つの種類を解説する。
スミノフ・ウォッカスミノフ・アイススミノフ・セルツァー
それぞれ特徴が異なるため、1つずつ解説する。
スミノフ・ウォッカ
スミノフで最も有名なのが、この「スミノフ・ウォッカ」だ。こだわりの製法によって濁りや雑味を極限まで取り除き、無色透明でクセのないスッキリとクリアなテイストを実現した。
そのクリアなテイストはどんなカクテルの味も邪魔しないため、カクテルベースの定番としても扱われる。カクテルの味わいを自由に調整できるところが、スミノフ・ウォッカの魅力だと言える。
このように純粋にウォッカを楽しみたい方から、カクテルなどアレンジして楽しみたい方まで、さまざまな方に愛用されているウォッカである。
スミノフ・アイス
スミノフ・アイスは、「スミノフ・ウォッカ」をベースとした低アルコール飲料だ。炭酸による爽やかな口当たりと心地の良い甘さが特徴的で、ウォッカを使用しているのにも関わらず、とても飲みやすいシリーズである。
また、スタイリッシュで目を引くラベルデザインがおしゃれであるほか、後味がスッキリのフレーバーが3種類展開されている。スミノフ・アイスは1999年にロンドンで発売されて以来、世界90ヶ国以上で愛飲されている。
スミノフ・セルツァー
スミノフ・セルツァーは、日本で2022年に発売を開始したおしゃれなスリム缶が特徴的なスパークリングウォッカドリンクである。
飲みきりサイズのスリム缶が採用されており、みずみずしいフルーティーな甘さを味わえる。美味しいのに低カロリーである点も魅力的だ。
いまのところ「オレンジ&グレープフルーツ」と「ホワイトピーチ」の2種類が展開されている。どちらも爽快でスッキリとしたテイストを堪能できる。