日本航空(JAL)と阪急交通社は、2022年6月12日に鹿児島空港発着で、富士山遊覧チャーターフライトを運航しました。

使用された機材は、日本航空がボーイング777の後継機として2019年から導入を進めてきた最新鋭のA350-900型機で、鹿児島空港には初飛来となりました。

チャーター便の便名は、西郷隆盛にちなみ、JL3153(サイゴーサン)便。

今回のチャーターフライト運航は、日本航空と阪急交通社が鹿児島空港開港50周年イベントのひとつとして企画されました。チャーターフライトには、日本空港のキャビンアテンダントで構成された地域活性化チーム「ふるさと応援隊」が乗務しました。

同ツアーには約300人が参加し、午後1時に鹿児島空港を出発して約3時間後の午後4時に鹿児島空港に戻ってきました。

チャーターツアーの受付は鹿児島空港の国際線ターミナルにて行われました。

フライト出発前には、地元霧島の小学生や高校生を招待した機体見学会や、鹿児島市出身のシンガーソングライター辛島美登里さんのミニコンサートで盛り上がりました。

同フライトの機長と副操縦士からのご挨拶。

いよいよ鹿児島空港初飛来のA350-900機に向かいます。

A350-900機は、国内線ファーストクラス、クラスJ、普通席の3クラス制で、個人モニターやUSBポート、電源コンセントを全席に設置し、新仕様シートを導入するなど、客室の仕様も一新しました。二酸化炭素の排出量を抑え、環境性能を向上させています。

機内では、子どもたちの機内アナウンス体験や、整備士によるモニター画面を利用した航空教室なども実施され、楽しいひとときを過ごしました。

機内で提供されたお弁当は、阪急交通社鹿児島支店のスタッフが厳選した城山ホテル鹿児島特製のこのツアーオリジナルの弁当で、お客さんにも大好評でした。



<オリジナル搭乗証明書>

ツアーの主目的である富士山は、あいにくの空模様で姿を見ることはできませんでしたが、飛行中に阿蘇山や明石海峡大橋、南アルプスの山並みなどを望むことができました。

搭乗後には、一般の方が通常、立ち入ることができないエリアで、鹿児島空港に初めて飛来したA350-900機との記念撮影を楽しまれました。

日本航空と阪急交通社のスタッフで記念撮影! 

鹿児島空港に初めて飛んできたA350-900機が、楽しい思い出を作ってくれました。

日本航空(JAL)& 阪急交通社が共同企画した「エアバスA350で行く、鹿児島空港発着の富士山遊覧フライトツアー」の様子は、動画(準備編、機内編)でもご覧いただけます。

ツアーの様子がよくわかりますので、ぜひご覧ください。

【準備編】

【機内編】