糖質ゼロビールとは、その名前の通り、糖質を含まないビールのことである。糖質を含んでいなくても、糖質の代わりに甘味料が含まれていて逆に太ってしまったり、アルコールで健康を害する可能性があったりするため、飲み過ぎには注意が必要だ。
とはいえ、通常のビールに比べてさまざまなメリットがあるのも事実である。糖質ゼロのビールは複数のメーカーから発売されているため、男の隠れ家デジタルでは糖質ゼロビールの特徴を解説した上で、おすすめの商品を紹介する。
最後まで読めば、糖質ゼロビールについて深く理解できた上で、自身に合った商品を見つけられるはずだ。
糖質ゼロビールの特徴
糖質ゼロビールとは、その言葉通り、糖質を含まないビールのことである。糖質ゼロビールの味わいは、一般的なビールとほとんど変わらない。なかには、若干ライトな飲み口に感じる方もいるかもしれない。
糖質は血糖値を急激に上昇させる糖類を含んだものであり、多く摂り過ぎると糖尿病などのリスクを引き起こすため、なるべく過剰に摂取しないよう控えている方もいるはずだ。
普段のビールを糖質ゼロビールに変えることで、糖尿病を予防できるだろうと考えている方は注意が必要である。なぜなら糖質ゼロビールは糖質をゼロにするために、低カロリーで甘みのある甘味料を使用していることが多いからだ。
そのため、いくら飲んでも太らないということはなく、糖質ゼロにしたことで逆に太ってしまうという人もいる。また、糖尿病は糖質以外にも、アルコールが良くないと言われているため要注意だ。
とはいえ、糖質ゼロビールの飲む量を意識して調整すれば、一般的なビールに比べて数々のメリットが見込める。あくまで飲み過ぎは体に悪影響を与える可能性がある、ということを覚えておこう。
糖質オフビールとの違い
「糖質ゼロ」と並び、「糖質オフ」という言葉を耳にすることも多いだろう。双方は、含有される糖質量の違いによって区別されている。具体的には以下の通りだ。
糖質ゼロ飲料:100ml当たり糖質量が0.5g未満糖質オフ飲料:100ml当たり糖質量が2.5g以下(もしくは比較となる対象商品と比べて25%以上の糖質軽減)
通常のビールは、100mlあたり約3.1gの糖質を含んでいる。糖質オフ飲料と比較すると、0.6g以上の糖質を抑えていることになる。
また、過去に販売した商品などと比較して、25%以上糖質をカットしたものも「糖質オフビール」と表示される。そのため、メーカーによって含まれる糖質の量が異なる場合もあるため注意しよう。
つまり、糖質ゼロは糖質オフよりもさらに糖質を抑えたもので、「食品表示法」によって厳密な数値や基準が定められている。
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糖質ゼロビールの選び方|意識すべき3つのポイント
糖質ゼロビールはいまや大手メーカーやプライベートブランドからも販売されており、その種類は多岐にわたる。商品ごとに製法もさまざまで、糖質以外の数値にも差がある。
「何を目安にして選べばよいのだろうか」というように、迷ってしまう方もいるはずだ。糖質ゼロビールを選ぶ際は、以下3つのポイントを意識しよう。
ポイント1.プリン体や糖質量
1つ目のポイントは、プリン体と糖質量だ。ビールを飲む頻度が高い方は、「プリン体オフ」「プリン体ゼロ」という表記があるものを選ぶと良いだろう。
プリン体とは、ビールのみならず肉や魚、野菜等の食品にも含まれている「旨味のもと」と言われる成分のことだ。適切な摂取量を守ることが好ましいため、ビールを頻繁に飲む方はこのプリン体の摂取量に気をつけたいところだ。
また、健康に気を遣っているのであれば、糖質量も低いほうが良いだろう。一般的なビールの糖質量は100ml当たり約3.1g程度なので、およそ3g以下になっているのかを目安にチェックしよう。成分表示などから、実際の糖質量を確認することができる。
ポイント2.原材料
味わいを重視したいという方は、ビールの原材料をチェックしよう。本来、ビールの原材料には麦芽、ホップ、水のみが使用されている。
しかし、低価格でビールらしさを再現するために、米やコーンスターチ、スピリッツ等の原材料を使用している商品も少なくない。よりビールに近い味を重視するのであれば、原材料に本来のビールと異なったものが使用されていないか、確認することをおすすめする。
上記に加え、本来のビールの味に近づけるために、カラメル色素や人工甘味料といった添加物が加えられているケースもある。添加物の有無によって、味わいや香りが異なる場合もあるため、添加物が苦手な方はその表記も一緒に確認しよう。
ポイント3.アルコール度数
3つ目のポイントは、ビール銘柄のアルコール度数である。糖質ゼロや糖質オフビールのアルコール度数は、3~6%ほどが平均だ。
アルコール度数が高ければ高いほど肝臓へのダメージが大きく、カロリーも高くなりがちである。健康を考慮して糖質ゼロビールを選ぶとしたら、アルコール度数が高くない商品を選ぶようにしよう。