日本でも人気の高級セダン「クライスラー300」次期型、次世代型はフルEVでリボーン

■800Vで動作するEVツインモーターを搭載、1回の充電で800kmの航続に

ステランティスグループがクライスラーブランドで販売する高級セダン「クライスラー300」次世代型に関する最新情報を入手しました。


クライスラー300

初代クライスラー300は、2004年に登場、2011年に第2世代へバトンタッチ。2015年に大幅改良が行われて以降、7年が経過していますが、フルモデルチェンジもないまま現在も継続して販売されています。


クライスラー300

その間、クライスラー300の生産終了の噂もありましたが、オーストリアのカーメディア「Drive」によると、2026年にもフルエレクトリックモデルとして登場する可能性が高いことがわかりました。

このニュースの信憑性は現時点では確かとは言い切れませんが、ステランティスが、STLA Large プラットフォームに基づいてフルサイズのEVセダンを含み、2028年までに3台のEVを発売するというクライスラーの計画に一致しています。

入手した情報によると、クライスラー300次世代型は800Vで動作するEVツインモーターを搭載。これは最高出力201psから443psを発揮するステランティスの最も強力なモーターです。

バッテリー容量は101kWhから108kWhの間で、1回の充電で497マイル(800km)の航続を可能にします。

クライスラー300次世代型は2026年と予想されますが、同ブランドでは、2022年に公開された「エアフロー・グラファイト・コンセプト」市販型が、クライスラー初のEVとして2025年に発売予定となっています。

(APOLLO)