しかし近年は車両火災の発生、サンルーフが吹き飛ぶなどリコールも

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海外で着々と勢力を伸ばしている韓国自動車メーカーですが、最近では改善したはずの品質に影を落とすようなリコールが発生しています。

2016年にはヒョンデモーターアメリカが販売する中型セダン「ソナタ」のウインドディフレクターの接着が不充分で、走行中にサンルーフパネルが吹き飛ぶおそれがあるとしてリコールを発表しています。

2021年にはミドルサイズSUV「サンタフェ」を火災が発生する恐れがあるとして約40万台がリコール対象となりました(実際にも18台に火災が発生)。また、2022年2月にもエンジンルーム内で火災が発生する恐れがあるとしてサンタフェと起亜自動車が販売するスポーツセダン「K900」など約49万台がリコール対象になっています。

海外での販売台数が日本車メーカーと並び、日本での販売を再開したヒョンデですが、品質の再改善が今後の販売台数増加に必要不可欠となりそうです。今後のヒョンデの動向に注目です。

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