【車のクイズ】この車種は何のOEM車かわかる？4車種を出題！

第4問：スズキランディ

ダイハツアルティスは、トヨタカムリをベースに販売されているOEM車です。

アルティスが最初に登場したのは2012年5月。トヨタ自動車株式会社からのOEM供給を受け、ダイハツ初のハイブリッド乗用車としてデビューしました。

車名は「Altitude（高い地位）」という英単語から由来しており、名前の通り、ダイハツの最上級モデルとしても知られています。

アルティスの仕様はカムリとほぼ共通ですが、選択できるグレード数が異なり、アルティスは1種類、カムリは5種類が設定されています。

マツダフレアワゴンはスズキハスラーのOEM車です。今回登場したOEM車の中では最も認知度の高い車種ではないでしょうか。

こちらも外装はエンブレムや車名バッジ以外同じ。アルティス同様、グレード構成に若干の違いがあります。

マツダの軽自動車は、フレアワゴン以外もすべてスズキのOEM車で、「フレア（ワゴンR）」「フレアワゴン（スペーシア）」「キャロル（アルト）」「スクラムワゴン（エブリイワゴン）」がラインナップしています。

ボンゴブローニイバンはトヨタハイエースのOEM車。

かつてはマツダが自社で開発していたモデルでしたが2010年に生産終了。2019年にハイエースのOEMとして9年ぶりの復活を遂げました。

ハイエースよりも圧倒的に選択できるグレード・仕様が少なく、グレード数は2種類で、燃料はガソリンとディーゼルグレードが選択可能。乗車定員は3～6人のみで特装車などの設定もありません。

スズキランディは日産セレナのOEM車です。2021年時点、スズキの販売ラインナップで最も高価なモデルでもあります。

セレナが売れっ子ミニバンとして注目されていることに比べ、ランディはかなり不遇な車種だと言わざるを得ません。

その理由は、ランディにはセレナの強みである日産のシリーズハイブリッド「e-POWER」が設定されていないことです。この差はかなり大きく、ランディを街で見かけない最大の理由となっています。