③青年期
幼少期までの経験を持って誕生したので、現実的な肉体の成長と共に少しずつ損得を計算しながら生きて行きます。何事にも意欲的で多くを学ぼうとします。
様々な経験から、嬉しさと楽しさ、辛さと哀しみ、能率と効率、野心的や闘争心なども習得しながら、それがどんな結果を生むか?人生のプラスとマイナスを見極める力を学習します。
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④成熟期
成熟期は今までの魂の経験から友情や愛情、集団の秩序や悪意と良心を知っているので、現実的な成功より心の成熟を重視するようになります。
他者への配慮や平和と平等、調和を求め“気付き”を大切にする人生を歩もうとします。そして、何が大切でいらないものが何か?心の断捨離が出来るようになります。
⑤老年期
なぜ生まれて来たのか?何のために自分がこの世に存在するのか?ふと気づけば人生の意味を求めるために生きていきます。
思想や哲学やスピリチュアル的なものを学び、たとえ自分の考えと違っても他者の考え方も生き方も寛容に受け入れます。おそらく人生の最後に“答え”をみつける事が出来るのでしょう。
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⑥超越期
魂としての学びはそろそろおしまいです。今までの転生で気がかりな事ややり残した事を学びます。同じ時代を生きる若い魂を導くこともあります。
何事にも温厚で寛容で次はもう生まれ変わらなくても良い状態に魂は仕上がっているといえます。ナチュラルな状態で全てを受け入れることが出来る人生を送ることになります。
⑦無限期
レベル7にしてやっと魂の本質に到達したと言えます。ここまで成熟した魂はもう転生はせず、何千年という長い時の中で魂を磨くために輪廻転生を繰り返し必死に学びを得ようと奮闘する多くの若き魂を見守り導き、影響を与えます。そうです、神に近い存在となります。全ての魂が無限期の状態になることが魂の目的です。
魂のステージの上昇サインや前兆
人は通常、魂のレベルなど意識して生きてはいないでしょう。もちろん自分の魂レベルがどの程度かも知らずに人生を歩んでいます。
必死で生きることが魂のレベルを上げることでもあるのですが、ゲームと違い“レベルが上がった”というお知らせも、効果音が鳴ることもないので本人は魂のレベルを上げられたかどうか、死んでみないとわかりません。ただ、その兆しやサインは客観的に注意深く自分を観察していればわかる事もあります。
たとえば、いつもならノリノリで楽しめて満足できたことが何故か急に物足りなく感じたり、困難やアクシデントに冷静に対処している自分に気付いた時、大切な人との別れの辛さ乗り越えた時、そのような時はきっと魂は次のステージへのコマを進めているのでしょう。
何が起こっても、その先の自分が前向きで凛としている事、それは魂が磨かれたサインです。魂のレベルを上げるためには自分を理解し客観的に知ることでもあります。
魂レベルを上げる方法3個
1. 心身の成長と愛
肉体の健全な成長はもちろん、親兄弟、異性、友人や知人に対するそれぞれの愛情を知ることは心の成長でもあり大きな魂レベルの向上に繋がります。
人生の中で触れ合った人、大切に想う人や仲間に対し真の愛を注ぐには多くの経験と自我の抑制が必要です。自分の愛が正しいとは限らず、人それぞれに愛があることを知ること。時に失敗し失望してこそわかる愛もあります。
2. 辛い経験や逆境を乗り越える
人生は苦しみの連続だと言います。人生が苦しいのは魂の修行だからです。苦しみを乗り越えてこそ、本当に大切なものが何かを知り、人の痛みを知ることが出来ます。そして人の立場になって考える事が出来るようになるのです。
穏やかで超越している人は苦い経験をたくさんしていると言いますが、困難から逃げずに真摯に向き合った証です。喜びと辛さ、愛と哀しみは正反対な感情でありながら表裏一体。どちらも必要なものです。
3. 他者を慈しむ
誰でも彼でも慈しむという事とは少し違います。時と場合に応じ、他者が何かアクシデントに見舞われた時、どんな人にでも“もし自分だったら”と考えられる心が大切なのです。他者の立場に自分を重ねることは人生にない経験を習得できます。
自然とどんな手を差し伸べるべきかわかるでしょう。たとえ、相手を想っての厳しい言動であっても、後に相手の力となる事もあります。他者が窮地を脱した時、それが自分の幸せにも繋がります。
まとめ
人は何度も転生することで多くの経験と感情を知り魂を豊かにし、レベルを上げていきます。辛い事、哀しい事があっても悲観してばかりではなく前に進んでいきましょう。人生は魂の修行です。けれど神様は越えられない試練を与える事はありません。