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M-1、KOC、R-1芸人を生んだ関西のお笑いエリート名門校があった

リアルライブ

 お笑い芸人にとってあこがれの地である大阪。生まれながらにしてボケとツッコミの文化を体得している在阪人が多いため、芸人を多く輩出する“迷門校”も多い。

 有名なのは、大阪・守口市立梶中学校。中川家の剛と礼二、ますだおかだの増田英彦、落語家の桂三度が卒業生だ。中川家は、初代「M-1グランプリ」王者。翌年にその頂に立ったのが、ますだおかだ。三度は、「3の倍数と3が付く数字の時だけアホになります」のギャグで、別称・世界のナベアツとして一世を風靡した。

 大学では、大阪芸術大学。俳優の古田新太、「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督ほか、多くの天才を輩出しているが、19年の「M-1」優勝コンビであるミルクボーイ(内海崇、駒場孝)は、そろって落語研究会出身。2人が新入生歓迎会で披露した漫才を見て入会したのは、ななまがり(初瀬悠太、森下直人)。「キングオブコント2016」(KOC)のファイナリストコンビで、森下は「R-1ぐらんぷり2020」でも決勝戦に進出している。その後輩(中退)が、空気階段の鈴木もぐら。コンビで21年のKOCで優勝した。

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 M-1、R-1、KOCに「女芸人No.1決定戦 THE W」を加えた、全メジャー賞レースで好結果を生んだ学校が存在する。大阪・近畿大学だ。霜降り明星のせいや、ヒコロヒー、コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)のナダル、ニッポンの社長(ニッ社)のケツ、ゆにばーすの川瀬名人らが出身者。せいやはコンビではM-1王者、ピンではR-1ファイナリスト、ヒコロヒー(中退)はTHE Wファイナリスト、コロチキはKOC王者。ニッ社はKOCで3年連続決勝戦に勝ち進み、ゆにばーすはM-1ファイナリストを3回。

 素人時代からの妙縁は、せいやとヒコロヒー。エンタメライターが言う。
 「ヒコロヒーは大学主催のお笑いイベントに出演して、松竹芸能の関係者の目に留まって名刺をもらって、後に所属。その2年後、せいやさんが1回生の時に出場した時の審査員がヒコロヒー。イベントでは松竹の先輩のなすなかにしと一緒に審査員席に座っていて、せいやのペアに100点満点を出しています」

 せいやは昨年、近畿大学の入学式にサプライズゲストで登場。式典のMCを務めた。今年は、同じくOBの音楽プロデューサーのつんく♂が3年ぶりに式典の総合プロデュースを担当し、書き下ろしたオリジナル曲「Get the Glory~もっと未来へ!~」を発表。午前と午後の2部制だった式典には、せいやとナダルも参加している。

 3人目のチャンピオンが出てもおかしくない近畿大学。次代のお笑い界を担うタマゴたちはすでに、腕を磨いているだろう。

(伊藤由華)
 
   

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