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米メットガラでStray Kidsが差別的発言を受ける 語学インフルエンサーが「同じことビヨンセにも言えますか?」と批判

yutura

米国最大のファッションイベント「Met Gala(メットガラ)2024」で韓国の人気アイドルグループ「Stray Kids」(登録者数281万人)のメンバーが差別的発言を受けた問題で、語学インフルエンサーが苦言を呈しました。

一部の記者が差別発言

現地時間6日に米国ニューヨークのメトロポリタン美術館で行われた「メットガラ2024」に、Stray Kidsは米国のカジュアルブランド「TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)」のグローバルアンバサダーとして出席。その際に、一部の記者たちから「こんなに無表情な奴ら見たことねぇよ」「ロボットみたいだな」「もっと気持ちを込めてやれ」などとやじを飛ばされたほか、「ジャンプしろ」と背が低いことを揶揄するような差別発言などを受けていたことが発覚。ネット上では批判の声が噴出する事態となっています。

「もし彼ら全員が英語を話せなかったとしても、この扱いをしていいっていう理由にはならないよね?」

これに苦言を呈したのは、語学インフルエンサー「ランカル英会話」(同28万人)の「ナツ」です。ランカル英会話は、日本人のナツのほか、ドイツ出身のギリシャ人「アリ」、フランス出身の「ルイズ」を中心に、多種多様なルーツを持つ人たちが日本と海外の言語や文化の違いを発信しているYouTubeチャンネルです。TikTokでは63万人のフォロワーを抱えています。

5月8日に公開されたYouTubeショート動画に出演したナツはこの件に言及。自身もまだ英語が話せない時期にアメリカに住んでいたことがあり、今回と似たような経験をしたのだとか。そのうえで、「それ、同じこと「ビヨンセ」(同2700万人)にも言えますか?」とアメリカの人気シンガーソングライターの名前を出して問いかけます。そして「彼らが韓国のアイドルグループだからって、英語が話せないって決めつけて見下すような扱いを笑いながらしてるってことが(中略)ほんとに悲しくなっちゃった」と残念そうに語ります。

メンバーの中にはネイティブスーピーカーもいるため、「絶対伝わっちゃってたんじゃないかな」と推察。合わせて、「もし彼ら全員が英語を話せなかったとしても、この扱いをしていいっていう理由にはならないよね?」といかなる相手にも許される発言ではないと強調します。そして、「なんで(こうした差別発言は)なくならないんだろう?」と動画の最後に問いかけています。

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