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統計YouTuber、メンズコーチ・ジョージの「男磨き」の有害さを指摘

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統計YouTuber「サトマイ」(登録者数37万人)が、メンズコーチ「ジョージ」(同32万人)の説く“男磨き”の有害さを指摘しました。

ジョージの極端なアドバイスに警鐘を鳴らす

サトマイとは、統計学を用いたさまざまなテーマについての解説動画が人気の女性YouTuberです。サトマイは17日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、ジョージの極端なアドバイスは場合によって「ダークサイドに落ちてしまう危険性」があると指摘。「有害な男らしさ」について解説しました。

ジョージは「強い男を取り戻す」をモットーに活動しているインフルエンサーです。ジョージは今年1月、TikTokに「スポーツ経験のない男はモテない」と語る動画を投稿。スポーツで競争したことがない男性は「成熟するパーツに欠ける」と持論を述べ、部活で理不尽に怒られる経験がないからメンタルが弱く、“モテない”と主張しました。また、そうした男性に向けて「ガチで危機感持ったほうがいいと思う」と指摘。この動画はTikTokで460万回以上再生され、SNS上では賛否両論さまざま意見が寄せられました。

1月以降、ジョージのチャンネル登録者は倍増しており、最近では多くの人気YouTuberともコラボを果たしています。

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「有害な男らしさ」は「寿命が6年縮む」「ダークサイドに落ちてしまいます」

サトマイは「有害な男らしさで寿命が6年縮む」と発言。「男らしさへの思い込みを強く持ちすぎてしまうと、心身ともにダークサイドに落ちてしまいます」と話します。

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サトマイが取り上げたのは、アメリカ心理学会(APA)が2023年に発表した論文です。日本を含む世界62カ国、3万3417人の大学生を対象として集めたデータで、「男らしくあるべきだ」という信念の強さをスコア化して健康データと比較した結果、「男らしさ」への信念を強く持っている国は、低い国に比べて平均寿命・健康寿命ともに6年以上短いという結果になったとのことです。男らしさの信念を強く持っている国ほど、男性の喫煙や大量飲酒のように、健康リスクの高い行動が多かったそう。

日本の調査でも、仕事の面において「男らしさを競う文化がある企業」と「生産性低下」の関連が指摘されているといい、男らしさを競う職場では、心理的安全性やミスを許容する空気がなく、いじめやパワハラ、長時間労働や不正行為、うつ病や過度なストレスを誘発する危険性があるとしました。

ジョージの「男磨き」の有害さを指摘

さらにサトマイは、ジョージの言動を例に挙げて「有害な男らしさは自他ともに孤独にさせる」と語ります。

現在は「男らしさ」を追求しているジョージですが、学生時代は正反対の性格だったといい、他人とのコミュニケーションに悩んでいたとも明かしています。ジョージは自身の挫折経験から、生活や行動を変えるなどとたゆまぬ努力を重ねた結果、見事克服。さらに成功体験を重ねて、自身の「信念」を強化していきます。

サトマイは、コンプレックスを克服した人間は信念が凝り固まっており、他人に対して無自覚に強いるため、「一定の段階で必ず伸び悩む」と指摘。さらに「男らしさの証明をすることに虚無感を覚えていく」傾向があると話します。

またジョージには、自分にとって都合が良い情報だけを集める「認知バイアス」が働いているとも指摘します。「男らしさ」に囚われて、必要以上に自分を追い込んでしまって生きづらさを感じてしまうことがあると解説。男らしさを否定してくる人に対して強い怒りを感じたり、克服しようと努力しない人を見つけた際に強い怒りを覚えるなど、他人に対して不寛容になってしまうこともあると語ります。

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