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「ヒーロー?僕もその1人」出場10分で衝撃の2ゴール、レアルを決勝に導いたホセルは妻に感謝「彼女を思うと嬉しくなる」

超ワールドサッカー

終盤の2ゴールで劇的なチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献したレアル・マドリーのスペイン代表FWホセルが喜びをあらわにした。クラブ公式サイトが伝えた。

8日、CL準決勝2ndレグでマドリーはホームでバイエルンと対戦。アウェイでの1stレグは2-2のドローに終わっており、この試合で勝利した方が決勝進出を果たすという一戦だった。

試合は、互いに固い入りを見せてゴールレスのまま後半へ。すると68分に左サイドを上がったアルフォンソ・デイビスがミドルシュートを叩き込み、バイエルンが先手を奪う。

追い込まれたマドリーだったが、88分に同点に。ボックス手前からヴィニシウス・ジュニオールがミドルシュートを放つと、なんてことはないシュートをGKマヌエル・ノイアーが前に弾くと、狙っていた途中出場のホセルが押し込みマドリーが同点に。延長戦かと思われたが、91分にはボックス内の混戦からパスを受けたアントニオ・リュディガーのクロスを再びホセルが合わせてゴール。逆転かと思われたが、これはオフサイドで取り消される。しかし、VARチェックの結果、オンサイドであることが認められ、マドリーが逆転。そのまま試合は終了し2-1、2戦合計4-3でマドリーが2シーズンぶりの決勝進出を果たした。

途中出場から殊勲の2ゴールを決め、チームの逆転勝利に貢献したホセル。試合後、自身がヒーローかと尋ねられて回答。決勝進出に貢献できたことを誇った。

「ヒーロー?僕もその1人だと思っている。チーム全体があらゆる面で素晴らしい1年を過ごしてきた。シーズンのこの段階で、僕たちは信じられない瞬間を迎えている」

「今日の試合がとても難しいものになることは明らかだった。もしチャンピオンズリーグ準決勝が難しくなければ、それで終わりだ」

「特にシーズン初めに苦しんだ後、ここに来ることはとても難しかった。僕たちは全てに当然の報いを受けている」

「特に今日は自分が貢献できたことに満足している。その瞬間を最大限に活用しようと努めている。2年前と比べれば、マドリディスタであることを実感できる。マドリーを応援する機会はあったが、今度はもっと身近なところからマドリーを体験することになる」

まさに救世主となったホセル。この想いを伝えたい相手は家族だとした。

「まずは、妻と子供たちだ。彼女たちは、キャリアを通じて一緒にあらゆることを経験してきた。妻は困難な時期に僕に寄り添ってくれた。海外に行った時、またここに来る時もだ。今日のような夜は、彼女を思って嬉しくなる」

また逆転勝利に向かったメンタリティについても言及。これがマドリーだと語った。

「マドリーでは、試合がイーブンになった時、勝たなければならないのでボールを奪ってフィールドの中央へ持っていけと言われる。僕たちは試合に望んでいたし、ファンが後押ししてくれたので、1-1のスコアならチャンスがあると分かっていた」

「僕たちはチャンスを作ったし、これがレアル・マドリーのメンタリティだ。最後の数分間、その感情を表面化させた」




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