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引退表明後3連戦 予選突破も初戦敗退

テニス365


初戦敗退となったシュワルツマン
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク142位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)が同70位のA・ブキッチ(オーストラリア)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

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31歳のシュワルツマンは今大会予選から出場。予選1回戦前日の5日にはSNSを更新し、2025年の母国アルゼンチンでの大会を最後に現役を引退すると発表していた。6日に行われた予選1回戦では予選第13シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を、7日の予選決勝では世界ランク134位のM・ククシュキン(カザフスタン)を下し8年連続となるBNLイタリア国際本戦出場の権利を手にした。

3日連続の試合となったこの日は序盤から疲労の蓄積によるミスが重なる。サービスゲームでは計4度のブレークを許すと、リターンゲームでは5本のサービスエースを決められるなど1度もブレークを奪うことができず、1時間32分で力尽きた。

勝利したブキッチは2回戦で第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ズベレフはこの試合が初戦となる。

同日には世界ランク56位のジャン・ジジェン(中国)や同60位のA・シェフチェンコ(カザフスタン)、同80位の西岡良仁らが初戦突破を果たしている。


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