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バレンティーノ・ロッシ、来季もWEC&GTワールドチャレンジを主軸に4輪レース参戦へ。しかし“働きすぎない”スケジュールに?

motorsport.com 日本版

バレンティーノ・ロッシ、来季もWEC&GTワールドチャレンジを主軸に4輪レース参戦へ。しかし“働きすぎない”スケジュールに?(C)motorsport.com 日本版
 かつて2輪ロードレース最高峰のMotoGPで7度のチャンピオンに輝いたレジェンドライダーのバレンティーノ・ロッシ。彼は現在4輪レースへ本格転向しているが、2025年シーズンも2024年と同様のレースプログラムを継続するという。

 MotoGP引退後の2022年から4輪カテゴリーへのフル参戦を開始したロッシは今季、WEC(世界耐久選手権)とGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCE)にフル参戦。共にWRTからBMW M4 GT3を走らせている。

「僕はGT3のレースが好きだし、僕にとってこのふたつの選手権は世界のトップ2だと思っている」

 そう語るロッシ。GTWCEには2022年から耐久カップ、スプリントカップ共に参戦していたが、今季はLMGT3クラスが新設されたWECにも活躍の幅を広げた。

「そのふたつに出ていればOKさ。(WECで)8戦、そして(GTWCEで)5戦というのは数としても良いと思う」

 BMWファクトリードライバーのラインアップに名を連ねているロッシだが、参戦レース数は増やしすぎないようにしているという。来季のGTWCEスプリントカップも、限定的な参戦になりそうだ。

 今季はWRTから計16大会に出走予定となっているが、これに自らがオーナーであるVR46のMotoGPでの活動を組み合わせると、彼が現役で2輪レースに出ていた時と同じくらいの多忙さになってしまうからだ。

「レース数は増やすのではなく、減らそうとしているんだ」とロッシは言う。

 今年2月に出場したインターコンチネンタルGTチャレンジのバサースト12時間も、ロッシのレースプログラムのひとつであった。彼は伝統のバサーストで表彰台を獲得することを依然として目標にしているが、来年は参戦する可能性が低いことをほのめかしている。

 これはロッシの46歳の誕生日を祝うイベントとの兼ね合いもある様子。46という数字は言わずと知れた彼のゼッケンナンバーであり、そういう意味でも特別な年齢を迎えることになるのだ。

 またロッシは、MotoGPでも勝利を収めたことがあるシルバーストンを4輪でも走ってみたいと明かした。

「いつかはシルバーストンでレースがしたいと思っている」

「僕はシルバーストンが好きなんだ。出るとしたらブリティッシュGTかな」

「シルバーストンはクルマで走っても楽しいと思う。あとは(その他のブリティッシュGT開催地の中では)オールトンパークもだね」
 
   

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