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矢部太郎『大家さんと僕』待望の文庫化決定 累計135万部を突破した手塚治虫文化賞短編賞受賞作

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 芸人・矢部太郎の漫画家デビュー作にして、手塚治虫文化賞短編賞を受賞した漫画『大家さんと僕』の文庫版が6月26日に発売される。

【写真】『大家さんと僕』著者・矢部太郎

 NHK大河ドラマ『光る君へ』の乙丸役でも話題を呼んでいる芸人・矢部太郎。近刊『プレゼントでできている』をはじめ漫画家としても活躍中の矢部の、デビュー作にして大ベストセラーとなったマンガ『大家さんと僕』が、このたび待望の文庫化決定。

 2017年に発表した『大家さんと僕』は、大家のおばあさんと、その家の2階を間借りしている芸人の「僕」の、ちょっと変わった“二人暮らし”を描くほっこり日常マンガ。

 刊行以来じわじわと人気を広げ、2018年には手塚治虫文化賞短編賞受賞の快挙を達成。現在までにシリーズ累計発行部数135万部を突破した。

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 文庫版は新潮文庫の年間最大フェアである「新潮文庫の100冊」の目玉新刊の一つとして、6月26日より全国書店で発売予定。文庫特典には矢部描き下ろしのカラーイラスト8点を収録。さらに解説を作家の瀬尾まいこが寄稿した。

 「笑っているはずなのに心がほんのり温かくなったり、笑っているはずなのにどことなくしんみりしたり」「この日々が終わるのが嫌で、ゆっくりゆっくり読み進めました」など、文庫版には瀬尾のあたたかな言葉が寄せられる。

■著者メッセージ
小さな〈大家さん〉と〈僕〉がもっと小さな掌サイズになりました。
「『大家さんと僕』が新潮文庫になります」とお聞きして、とても嬉しかったです。
でも、少しだけさみしい気持ちもありました。単行本の形でたくさんの方に、大家さんにも読んでいただいていたからかもしれません。
文庫には、もう一度僕が「大家さんと僕」と出会うようにカラーでいくつか絵を描いてみました。
あらたに瀬尾まいこさんが読んで素敵な解説をお書きくださいました。
もう一度、あらたに、そう思うと少しさみしくないです!
よろしくお願いいたします。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

 
   

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