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【ヴィクトリアマイル】好データ「前走海外」に唯一該当 香港とドバイを経たナミュールがGⅠ・2勝目に王手

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【ヴィクトリアマイル】好データ「前走海外」に唯一該当 香港とドバイを経たナミュールがGⅠ・2勝目に王手(C)SPAIA

前走着順に興味深い傾向あり

2024年5月12日に東京競馬場で行われる第19回ヴィクトリアマイル。牝馬限定のGⅠだが、近年は牡馬と牝馬の間に大きな力差がなくなっていることもあり、ここで好勝負を演じた馬は安田記念でも勝ち負けを期待していいだろう。

春の女王を決める注目の一戦には、いったいどのような傾向があるのか。今回も過去15年の成績をもとに検証していきたい。

☆所属
美浦所属馬が6勝(10連対)、栗東所属馬が9勝(20連対)。勝率、連対率、複勝率で見ると東西の差はない。

ただし、近5年で比較してみると美浦所属馬4勝、栗東所属馬が1勝。栗東所属馬の勝率は1%台とかなり低く出ており、近年では美浦所属馬が優勢となっている。


☆年齢
牝馬限定戦ということもあり、7歳を超える馬の出走はほぼない。

6歳以上で勝利したのは、2015年(6歳)と2016年(7歳)に連覇したストレイトガールだけ。近5年では、6歳以上で連対した馬は出ていない。


☆前走クラス
連対した30頭はすべて前走が重賞か、もしくは海外で走っていた。なかでも前走海外組は【3-1-0-5】で好走率が高くなっている。

前走重賞以外を走っていた組で馬券に絡んだのは、2009年の3着馬ショウナンラノビア(前走1600万下=現3勝クラス)だけだ。


☆主な前走
最も勝ち馬が出ているのは、トライアルでもある阪神牝馬Sの4頭。2着馬も5頭いて連対馬9頭も最多だが、勝率や連対率は目立った数字でない。

また、もう一つのトライアル福島牝馬Sからは勝ち馬が出ておらず、2着馬も2頭だけ。連対率、複勝率も物足りない数字となっている。

一方、大阪杯はサンプル数が少ないものの、GⅡ時代を含めて馬券に絡む確率が高い。


☆前走着順
前走着順は、ほかのGⅠと比べて変わった傾向が出ている。

まず目につくのが、前走1着馬から勝ち馬が出ていないこと。そして、前走10着以下から3頭の勝ち馬が出ていることだ。

前走で勝っていても信頼はおけず、大敗していても気にする必要はない。また、連対率、複勝率では前走2着馬より3着馬の方が成績がいい。着順が悪い方が良好というのは興味深い。


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☆その他
そのほかで気になったデータを挙げてみる。まずは前走の枠順。前走8枠で走っていた馬が、半分近くの7勝を挙げている。ただし、2着馬はおらず、馬番は関係ない。

続いて前走人気。前走で6番人気以下だった馬は勝利がなく、連対率も5%台と低めだ。

最後に、前走馬体重が500kg以上だった馬と、前走で逃げた馬も勝率0%となっている。

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