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「あと10回戦ったら…勝てないかも」PSGに連勝のドルトムント、96-97シーズン以来のCL制覇ヘ指揮官も意気込む「1試合であれば何でも可能」

超ワールドサッカー

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。

7日、CL準決勝2ndレグが行われ、ドルトムントはパリ・サンジェルマン(PSG)とアウェイで対戦した。

1stレグはホームで1-0と勝利したドルトムント。アウェイでアドバンテージを得た状態で戦うと、0-0で迎えた50分にマッツ・フンメルスがCKからヘディングで合わせて先制。そのまま逃げ切り、2戦合計0-2で勝利し、決勝進出を決めた。

1996-97シーズン以来2度目のCL制覇を目指すドルトムント。テルジッチ監督は、試合後に『TNT Sports』のインタビューに応じ、決勝進出を喜んだ。

「一言で言うならば、誇りだ。とても誇らしい瞬間だ。スタッフ、チーム、クラブにとってだ。夢はまだ終わっていない!」

「苦しみはしたが、前線に力強さがあり、素早くて機動力のあるチームに対し、アウェイで良いプレーができた。準決勝では2試合ともクリーンシートを達成した。これは信じられないし、素晴らしいことだ」

強力な攻撃陣を誇るPSGに対し、準決勝の2試合で連続クリーンシート。グループステージでは悔しい思いをした相手に、リベンジを果たした。

「傑出したパフォーマンスだった。それができなければ、クリーンシートは達成できない。後半は、クリーンシートを達成するために、クロスやシュートブロックに全力を尽くした」

「シュールな感じだ。大局的に見れば、決勝に進むのが当然だったと思う。多くのクオリティを持ったチームと対決するためにここに来た。チームワークのおかげであり、運も少しはあった。チーム、スタッフ、そしてクラブ全体を誇りに思う」

これでタイトル獲得の可能性が残ったドルトムント。ブンデスリーガは悔しい思いをしただけに、喜びも一入だ。

「喜びが感情を支配している。ブンデスリーガでもっと成功を収めたかった。今夜、この勝利を祝う理由がさらに増えることとなった」

「彼らは1stレグで互角の勝負をした。もしこの試合をあと10回戦ったら、勝てていないかもしれない」

決勝に一足先に進んだドルトムント。相手はレアル・マドリーとバイエルンの勝者であり、どちらが勝ち上がってきても強敵なことには変わりない。

テルジッチ監督は難しい戦いになると認めながらも、1試合であればなんでも起こると意気込んだ。

「優勝候補ではないことはわかっている。どのチームと対戦するにせよ、非常に難しい試合になるだろう。でも1試合に過ぎないし、1試合であれば何でも可能だ。それはすでに証明されている」



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