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「サッカーは時として非常に不公平」PSGが猛攻見せるも2試合無得点…準決勝敗退のルイス・エンリケ監督はいつもと違う行動に「今夜は例外を作った」

超ワールドサッカー

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、ドルトムント戦の敗戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

7日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでPSGはホームにドルトムントを迎えた。

アウェイで1stレグで1-0と敗れているPSG。最低でも勝利が必要な90分を戦うこととなったが、ホームのアドバンテージもあり、攻勢を強めていく。

しかし、ゴールが遠いこの戦い。ゴールレスで試合を折り返した中、50分にCKから失点。最低でも2点差が必要となった中、より攻勢を強めたが、最後までドルトムントの守備を崩せず、0-1で敗戦。2戦合計0-2で敗れ、またも彼岸のCL制覇はお預けとなった。

試合後、ルイス・エンリケ監督が『TNT Sports』のインタビューに応じ、準決勝敗退を嘆くとともに、ドルトムントを祝福した。

「正直に言えば、我々はこの試合に勝利に値したと思う。我々は31本のシュートを放ち、4本がバーに当たった。2試合では6本がバーに当たったが、ゴールを決めることができなかった」

「サッカーは時として非常に不公平だ。ドルトムントは素晴らしいチームであり、決勝でも勝利することを願っている」

攻め込みながらもゴールを奪えずに終わったPSG。悲しみをあらわにしながらも、2ndレグを振り返った。

「何よりも1番の感情は悲しみだ、それ以外の言い方はできない。我々は2ndレグでは劣っていなかった。フットボールは興味深いゲームだが、時に不公平だ」

「枠内シュートを31本も打ったにも関わらず、ゴールはなかった。ただ、試合に勝つには、バーに当てるのではなく、ゴールを決めなければいけない」

またしても悲願のビッグイヤーは手にできなかったPSG。ルイス・エンリケ監督は、選手たちの姿勢を称えた。

「チームの様子を見て、私は満足している。本物のメンタリティを見せた。全てを出し尽くしたチームだ。サポーターは信じられないほど素晴らしかった。今後もこの一体感が保たれることを願っている」

「このユニフォームのために汗を流す選手たち。繰り返すが、決勝進出を果たしたチームを祝福しなければいけない」

また、2試合を通じて選手たちが見せたメンタリティを称え、この悔しさ、反省を来季に繋げたいとした。

「とても満足している。全体的に、前半に見せたものは満足している、彼らは私が頼んだことをやってくれた。2つの試合で見せたメンタリティが大好きだ」

「確かに改善すべき点はあるし、そレは来シーズンの我々がこだわるところになるだろう。責めるべき点があるとすれば、運が不利に働いたということだ」

それでも悔しすぎる結末。ルイス・エンリケ監督は、試合後に普段とは違う行動をとったとコメント。反省を糧にしたいと改めて来季へ意気込んだ。

「試合後に選手たちとは決して話はしないが、今夜は例外を作った。私は彼らと個別に話をした。勝つ方法を知ることはとても重要だが、負ける方法を知ることも重要だ。それは、子供たちにどんな模範を示すかもだ」




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