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ドルトムント、貫いた堅守=2戦連続の無失点―サッカー欧州CL

時事通信ニュース



黒と黄色に彩られたドイツの名門が、11季ぶりに決勝にたどり着いた。鉄壁の守備でパリ・サンジェルマンの強力な攻撃を2戦とも封じ込めた。試合終了直後、選手は敵地に駆け付けたサポーターの元へ駆け寄り、喜びを分かち合った。
ホームで1―0と先勝して臨んだ第2戦も、ひるまなかった。67%とボールを圧倒的に支配されながら、組織的な守備でペナルティーエリア内も冷静に対応。シュート計31本の猛攻を受け、相手エースのエムバペらのシュートがゴールポストやクロスバーを4度たたいたが、最後までゴールを割らせなかった。
決勝点は後半5分。フンメルスが左CKのクロスを頭でたたき付けた。2013年の決勝も戦った35歳のベテランDFが、少ない好機で大仕事。欧州連盟の公式サイトによると、「どの試合も勝てると信じてきた」とプライドをにじませた。
クラブとして3度目の決勝の舞台は、13年に準優勝だったロンドンのウェンブリー競技場。テルジッチ監督は「夢はまだ終わっていない。あと1試合、何でも可能だ」。27季ぶりの欧州制覇へ決意を口にした。(ロンドン時事)


 
   

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