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目黒蓮、月9ドラマ初主演!「silent」チームと再タッグで初の父親役

シネマトゥデイ

キービジュアル – (C)フジテレビ

 アイドルグループ、Snow Man の目黒蓮がフジテレビ7月期放送の「海のはじまり」(毎週月曜21時~21時54分)で月9ドラマ初主演を務めることが明らかになった。社会現象となったドラマ「silent」(2022年10月期/フジテレビ系)の脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデュース・村瀬健と再タッグを組む親子の物語で、初の父親役に挑む。目黒にとって連ドラ主演は2023年7月期の「トリリオンゲーム」(TBS)以来約1年ぶり、フジテレビ系ドラマへの出演は「silent」以来2年ぶり。目黒は出演オファーを受けた際の心境を「とてもうれしかったです。20歳の時デビューもしていない、この仕事を続けるかどうか迷っていた時期に、叶(かな)うわけがないけど憧れのことを書く夢ノートに、自分自身を奮い立たせるために半ば無理やり月9の主演をしたいと書いた日を思い出しました。本当に夢のような気持ちです」と語っている。

 「silent」では若年発症型両側性感音難聴を患う青年を演じて話題を呼んだ目黒。念願かなっての月9初主演となる「海のはじまり」で演じるのは、都内の印刷会社で働く28歳の月岡夏(つきおか・なつ)。3歳の時に両親が離婚し、母親に引き取られた過去を持つ。その後、母親が再婚したことで、血のつながっていない父親と、3歳下の弟がいる。高校卒業後、都内の大学に進学した彼は、新入生歓迎会の場で出会った同級生・南雲水季(なぐも・みずき)と交際するようになり、幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日突然、彼女から別れを切り出され、別れることに。それから7年後、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで水季の子どもだという幼い女の子・海(うみ)と出会い、水季の母親から海の父親が自分であることを聞かされる。

 海を演じるのは、TBS日曜劇場「オールドルーキー」(2022年7月期)や、「厨房のありす」(2024年1月期/日本テレビ系)、「いちばんすきな花」(2023年10月期/フジテレビ系)などのドラマで注目を浴びる人気子役の泉谷星奈。本作ではオーディションで役を射止めた。

 また、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022/NHK総合)や『キングダム』(2019)、『東京リベンジャーズ』(2021)、『マスカレード・ナイト』(2021)などのヒット映画のキーアートを手掛けてきた吉良進太郎によるキービジュアルも公開された。

 目黒、泉谷、プロデュース・村瀬健のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

目黒蓮

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●今作の主演のオファーを受けての印象を教えて下さい。
 「とてもうれしかったです。20歳の時デビューもしていない、この仕事を続けるかどうか迷っていた時期に、叶(かな)うわけがないけど憧れのことを書く夢ノートに、自分自身を奮い立たせるために半ば無理やり月9の主演をしたいと書いた日を思い出しました。本当に夢のような気持ちです」

●今作で月9初出演、初主演となりますが月9への印象や、出演にあたっての特別感などあれば教えて下さい。
 「事務所の先輩方もそうですが、これまでたくさんの役者のみなさんが作り上げてきた月9は、やはり特別なものを感じます。遠い場所から見ていたときはとにかく特別で、ただただすごい場所という見方をしていましたが、いざ自分が出演するとなるとオファーは自分のチャンスではなく、ドラマを作る全てのみなさんの思いや挑みの一部に選ばれたということなので、その思いを正解にしたい気持ちと、とにかく自分らしく、見てくださるみなさんの心を動かせるお芝居を全うしたいという気持ちです」

●台本を読んでの感想や、夏役の印象、演じる上での意気込みを教えて下さい。
 「やはり制作チームが僕のことを熟知していただいているということもあって、僕自身、自然と共感できる役柄だなと感じました。脚本を作る段階からたくさん話し合いもしました。ただ、やはり自分とは違う感性や言動ももちろんあるのでどれだけ、夏という1人の人間を新しく生み出せるか、楽しみですし、早く夏が来て欲しいです!」

●視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
 「自分らしく大切に、作品そしてみなさんの今年の夏の楽しみ、ひとつの思い出になるような世界を作れるように一生懸命取り組みたいと思います。みなさんの心に何かしらの形で残るものにします。たくさんの方に愛される作品になればいいなと思います。僕もこれから楽しみながら撮影に挑みたいと思うのでみなさんも楽しみにお待ちいただけたらと思います!」

泉谷星奈

「海ちゃんになれると聞いて、とってもうれしい気持ちになりました。どうしてもやりたかった役なので、オーディションの前に、実際に海に行って、海ちゃんの気持ちを想像したりと頑張ったので、海ちゃん役が決まったことがすごくすっごくうれしく幸せです。お芝居することが大好きなので、海ちゃん役でいっぱいお芝居できることがうれしくて、これから楽しみです!海ちゃんの気持ちになって、みんなに感動してもらえるお芝居をしたいです。ぜひみなさん、見てください!」

プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

 「満を持して、目黒蓮さんを主演にお迎えいたします。目黒さんとは、『silent』でご一緒して以降、二人でたくさんの話をしてきました。目黒さんの芝居に対する真剣な思い、作品に対する誠実な思いを改めて感じ、見てくださる方の心に響くものにしたいという同じ思いを持っていることも改めて強く感じました。それで今回、この企画をご一緒いただくことにしました。このドラマは、主人公の夏が好きだった人が亡くなったことを知り、その彼女と自分との間にできた子どもがいたことを知るところから始まります。自分の知らないところで過ごしてきた二人の長い時間を思い、考えていく夏の気持ちについて、生方さんが書いてくださった脚本を読みながら二人で話し合い、お互いの考えを深め合ってきました。自分が父であったことを知り、父になろうとする夏を目黒さんがどのように演じてくれるのか、楽しみでしかありません。目黒さんにしか演じられない夏が生まれることを確信しています。

 また、このドラマにとって大事な大事な海役は、泉谷星奈ちゃんに演じていただきます。正直、2024年のこのタイミングに星奈ちゃんが6歳でいてくれたことに感謝しかないです。実は、『いちばんすきな花』で今田美桜さん演じる夜々の幼少を演じてもらっていたときに、既にこの企画の準備は始まっていました。その時点で“海はこの子がいいんじゃないかな”と思っていたのですが、まだ少し幼すぎるかも、と少しの不安も持っていました。その後オーディションを行い、星奈ちゃんにもシードなしで普通に参加してもらいました。監督たちや生方さんと一緒に100人を越えるこの世代の女の子たちを見ていく中で、最終的に満場一致で星奈ちゃんに決定しました。しっかりと実力でこの役を勝ち取ってくれたのです。この年代の子どもにとっての数ヶ月はとても大きいです。『いちばんすきな花』の時よりもさらに成長した星奈ちゃんが、海の繊細な感情を丁寧に表現してくれることと思います。演技もさることながら、とにかく、びっくりするくらいにかわいいです。きっと、かわいすぎて目が離せなくなると思いますので、皆さん楽しみにしていて下さい。

 そして、このドラマには、脚本・生方さん、風間監督、高野(舞)監督(※高は「はしごだか」)、ジョン(・ウンヒ)監督、そして音楽・得田(真裕)さんという最高のチームで臨みます。この作品の世界を映像化するにあたり、これ以上ないパーフェクトな布陣だと思っています。せつなくて、痛くて、でも優しくて、あたたかい。このチームだからこそ紡ぐことのできる“親子”の物語、“家族”の物語に、この夏、どっぷりと浸っていただけたらうれしいです」

 
   

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