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月間MVPは誰の手に…?パリーグ、3・4月度の有力候補5人。開幕ダッシュに成功した選手たち

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月間MVPは誰の手に…?パリーグ、3・4月度の有力候補5人。開幕ダッシュに成功した選手たち(C)ベースボールチャンネル
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 2024年シーズンのプロ野球は、開幕から1カ月が経過した。スロースタートを切った選手がいる一方で、好調な滑り出しを見せている選手も多くおり、早くも成績に差が出てきている。ここでは、5月10日に発表される3・4月度の月間MVPの有力候補を紹介したい。(パシフィック・リーグ編)

 

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アンダーソン・エスピノーザ(オリックス・バファローズ)


4試合(27回)、3勝0敗、23奪三振、防御率0.33
 
 2024年からオリックス・バファローズに加入したアンダーソン・エスピノーザ。開幕から日本の野球に適応し、安定した数字を残している。
 
 2022年にメジャーデビューを果たしたが、7試合の登板で防御率5.40とメジャー定着には至らず。翌2023年はマイナーリーグが主戦場となり、メジャーでの登板がないままシーズンを終えた。
 

 
 同年オフにオリックスと契約を締結し、25歳の若さでNPB入りを決断した。
 
 NPB初年度はオープン戦から3試合の登板で防御率0.90と結果を残し、開幕2戦目の先発マウンドに抜擢。来日初登板で6回2安打無失点の好投で初勝利を挙げると、3・4月は4試合の登板で3勝0敗、防御率0.33と圧巻の成績を収めている。
 
 150キロ超のツーシームを武器にゴロアウトを量産するなど、他球団にとって脅威の存在になりそうだ。

今井達也(埼玉西武ライオンズ)


5試合(35回)、2勝0敗、40奪三振、防御率0.77
 
 高卒8年目を迎える今季は、自身初の開幕投手を務めた今井達也。白星に恵まれていないが、開幕から圧倒的な投球を披露している。
 
 作新学院高時代にはエースとして甲子園優勝に貢献。2016年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団した。
 

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 高卒5年目の2021年に初の規定投球回をクリアし、8勝8敗、防御率3.30の好成績をマーク。
 
 昨季は自身初の2桁10勝、防御率2.30と優秀な数字を記録したが、与四球61個はリーグワーストになるなど、課題を残した。
 
 それでも、開幕投手に抜擢された今季は、5試合連続でHQS(7イニング以上を投げ、自責2点以内)をマーク。3・4月は5試合登板で2勝0敗、防御率0.77と圧巻の成績を収めた。特に35イニングを投げ、40奪三振と高い奪三振率を記録。
 
 さらに、与四球はわずか8個と前年から大きな進化を遂げている。月間MVPに選出されれば、2023年7月度以来、自身2度目となる。

レアンドロ・セデーニョ(オリックス・バファローズ)


28試合、打率.296、5本塁打、15打点、OPS.878
 
 昨年5月に支配下登録を勝ち取り、57試合の出場で9本塁打を放ったレアンドロ・セデーニョ。来日2年目の今季は、開幕から持ち前の打棒を遺憾なく発揮している。
 
 2022年オフにオリックス・バファローズと育成契約を締結。メジャー経験こそなかったが、来日時24歳と若く将来性が期待された。
 

 
 2023年は二軍で3割超の打率を記録し、5月に支配下登録。同年は一軍で57試合に出場し、打率.244、9本塁打、34打点とまずまずの数字を残した。
 
 来日2年目の今季は、開幕スタメンこそ逃したが、その後は4番など打線の主軸を任されている。
 
 3・4月は打率.296、5本塁打、15打点、OPS.878の好成績をマーク。月間MVPの受賞にはライバルも多いが、遜色ない活躍を見せている。

近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)


26試合、打率.319、4本塁打、15打点、4盗塁、OPS.897
 
 昨季は自己最高の成績を叩き出し、打撃3冠(本塁打王、打点王、最高出塁率)に輝いた近藤健介。今季も開幕から快調なスタートを切った。
 
 2011年ドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに入団。早くから一軍で頭角を現し、高卒4年目の2015年には打率.326、8本塁打、60打点の好成績を残した。
 

 
 その後も卓越した打撃で打線を牽引。2022年オフにFA権を行使し、複数球団による争奪戦の末、福岡ソフトバンクホークスに移籍した。
 
 新天地で迎えた昨季は、長打を大きく増やし、打率.303、26本塁打、87打点、出塁率.431と傑出した数字をマーク。
 
 2024年は山川穂高の後ろを打つ5番打者として起用され、3・4月は打率.319、4本塁打、15打点、4盗塁、OPS.897と安定した成績を収めた。また、キャリアハイは2022年に記録した8盗塁だが、今季はすでに4盗塁を決めている。
 
 自身3度目の月間MVPの受賞となるか、大きな注目が集まる。

周東佑京(福岡ソフトバンクホークス)


22試合、打率.319、4打点、8盗塁、OPS.735
 
 球界屈指の走力を持つ周東佑京。打撃が課題とされてきたが、今季は開幕から1番打者に定着し、好成績を残している。
 
 2017年育成ドラフト2位指名で福岡ソフトバンクホークスに入団した周東。プロ2年目の2019年に支配下登録を勝ち取ると、翌2020年には盗塁王(50個)を戴冠。
 

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