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移籍が噂されるフェルスタッペンについて、レッドブルのマルコ博士言及「パフォーマンス……まさにそれが、我々が用意しなきゃいけないモノ」

motorsport.com 日本版

移籍が噂されるフェルスタッペンについて、レッドブルのマルコ博士言及「パフォーマンス……まさにそれが、我々が用意しなきゃいけないモノ」(C)motorsport.com 日本版
 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、移籍が噂されるマックス・フェルスタッペンについて尋ねられると、今は2024年にチャンピオンを獲得することだけに集中しているとして、明言を避けた。

 レッドブルからは、チーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイが離れることが決定。これと同様に、フェルスタッペンもチームを離れるのではないかという噂が絶えない。

 フェルスタッペン獲得については、メルセデスが興味を持っていることを公然と認めており、一説には年間1億5000万ユーロ(約246億円)とも言われる超高額のサラリーが提示されているという話もある。

 フェルスタッペンはこれについて、「僕は既に稼いできたお金に満足しているから、重要なのはパフォーマンスだ」と語り、金額の問題ではないと主張。良いマシンを手にすることを熱望していると語った。

 確かに今のレッドブルは、2年連続でダブルタイトル獲得中。今季もここまで圧倒的な強さを見せており、フェルスタッペンが言う”パフォーマンス”をもたらすという点では、レッドブルが最も魅力的な選択肢であることは間違いない。

 しかしその一方で、新レギュレーションが導入される2026年には、不安もつきまとう。レッドブルは同年から、グループ内で開発中のパワーユニットを使う予定であるが、その出来がイマイチなのではないかと言われている。そうなると、自動車メーカー系のワークスチームに移籍する方がいいのでは……そんな示唆があるのも事実だ。

 フェルスタッペンの「パフォーマンスが重要」という発言について尋ねられたマルコ博士は、次のように語った。

「まさにその通り。それこそが、我々が彼に提供しなければいけないものだ」

「2026年のリスクは、誰にでもあるはずだ。シャシーもエンジンも、新しいレギュレーションになる。そういう時には、常にリスクがつきまとうものだよ」

 しかし2026年にフェルスタッペンが、メーカー系チームに移籍するのを恐れているのではないかと尋ねられたマルコ博士は、次のように語った。

「まだ2024年だ。今は、今年のチャンピオンシップを勝つことに集中している。将来のことはその後だ」

「我々がマックスに勝てるクルマを提供できる限り、彼は残るだろう。(ニューウェイ離脱に端を発した)ドミノ効果が起こるとは考えていない」
 
   

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