シカゴ・カブスの今永昇太は現地時間５月１日のニューヨーク・メッツ戦で今季５勝目をマークするなど、開幕からの快進撃を続けている。
【PHOTO】念願のメジャーで好投！シカゴ・カブスで躍動する今永昇太を特集！ ６度の登板を終え、いまだ無敗を続けており、防御率は0.78と驚異的な数字をキープ。３・４月での月間最優秀新人にも選出されるなど、ここまでの活躍は球界全体から注目を集める存在となっている今永。すでに米国内では、その日本人サウスポーがさらなる栄誉を受けると予想する声も上がっているようだ。
スポーツメディア『Fan Nation』では、５月４日、ここまでの今永のパフォーマンスを振り返る特集記事を配信。その中で、「アメリカでの先発登板６試合は、前評判通り素晴らしいものだった。イマナガは、率直に言って誰もが期待していた以上に素晴らしい投手である」と称えている。
また、現在まで与四球がわずか４個、被本塁打数も２本にとどめているなどのスタッツも紹介。制球力の高さを強調し、「日本ではホームランに苦戦していたため、メジャーリーグでホームランを許しすぎるのではないかと懸念されていたため、彼の被本塁打２本は注目に値する」とここまでの投球内容を評している。
その上で、米国内メディア『Bleacher Report』のジョエル・ロイター氏の見解として、「ロイター氏は2024年シーズンのオールスターにイマナガが選出されると予想した」と綴っている。
さらに『FanSided』も今夏の大舞台に向け、「チームからオールスターに選ばれなければならない選手がいるとすれば、それはイマナガであるべきだ。オールスター・ゲームまでに変わる可能性はあるが、彼の先発での内容はゲーム中のベストの選手たちと肩を並べるものだった」とサウスポーへの評価の言葉を並べた。
他にも、現在、鈴木誠也やコディ・ベリンジャーなど多くの負傷者を抱えながらも、リーグ上位につけているチームの今後を見通しており、「イマナガがこのままのコンディションを維持しマウンドに登り続ければ、シカゴは他球団にとって大きな脅威になるかもしれない」と論じている。
次回は現地５月６日のサンディエゴ・パドレス戦での予告先発が発表されており、前回に続き中４日でのマウンドに登る予定となっている。球宴出場の可能性も囁かれ始めた背番号18への期待は高まるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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