昨年の内田海智
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内田は今季、チャレンジャー大会のダブルスに10度出場し2大会で4強入り。しかし、直近の6大会では初戦敗退を喫しており勝利から遠ざかっていた。
それでも2021年12月のドーヴ・メン+ケア・チャレンジャー・フロリアノポリス(フロリアノポリス/ブラジル、クレー、ATPチャレンジャー)以来 約2年5か月ぶりにスベルヴィとペアを組み出場した今大会、1回戦から準決勝までの3試合をストレートで勝利し決勝進出を決めた。
そして決勝戦の第1セット、互いにブレークポイントを与えずサービスキープを続け終盤へ。しかし、迎えた第12ゲーム、内田/スベルヴィ組は1度目のセットポイントとなるブレークポイントをものにされ先行を許す。
今大会で初めてセットを取られた内田/スベルヴィ組だが続く第2セットでは開始からブレークチャンスを掴むと第9ゲームでブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第10ゲームでブレークバックを許しタイブレークにもつれ込む。それでも開始から4ポイントを連取し1度目のセットポイントをものにした内田/スベルヴィ組が1セットオールに追いつく。
迎えた10ポイントのマッチタイブレーク、先にミニブレークを許し2-5とリードされた内田/スベルヴィ組だが、ここから怒涛の7ポイント連取。2本目のマッチポイントをものにし1時間45分で優勝を決めた。
内田がチャレンジャー大会ダブルスで優勝するのは2022年10月のFILA ソウルオープン・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)以来 約1年7か月ぶり2度目となった。またペアを組んだスベルヴィにとっても通算2度目のチャレンジャー大会ダブルスのタイトルとなった。
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