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これがレゴ…?ガンダムファンは「この後ろ姿でご飯三杯いける!」強襲揚陸艦アルビオンを作ったレゴビルダーに話を聞いた

Walkerplus

デンマークで誕生し、世界中の幅広い世代から愛されているブロック玩具「レゴ」。近年は“知育“の観点から再び注目が集まる一方で、レゴブロックを使って実際の建造物などを再現したり、ジオラマでファンタジックな世界観を表現したりと、ハイレベルな作品が数多く誕生している。


今回、OVA作品『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する地球連邦軍の艦艇「アルビオン」を1/300スケールで製作したPEN2ndさん(@PEN2ndLEGOfan1)の作品をフィーチャー。PEN2ndさん本人にインタビューし、レゴ製作にハマったきっかけや魅力などについて聞いた。

■「レゴという共通点があるだけで世界中の方々とつながることができる」

レゴにハマったきっかけについて、PEN2ndさんは「数年前にランニング中の転倒で右手首を骨折したんです。もうボキっとなって全治半年…。趣味のトライアスロンのために毎日やっていたトレーニングもできなくなって、自宅でこもっているときに小さいころにやっていたレゴを引っ張りだしたのがきっかけです」と、まさに「怪我の功名」と言えるスタートだったことを明かす。

作品の精巧さやサイズ感からも、かなりの時間をかけて制作されていることが窺えるが、1作品の制作期間はどのくらいなのだろうか。「複数作品を並行して作業することが多いのですが、1メートルくらいの大きい作品だと作り直しや試行錯誤が多いので2~3カ月かかります。

必要なパーツを発注してから届くまでで1~2週間はかかりますし、それを複数回やりながら完成にもっていくのでどうしても時間がかかります。40センチ以下の小型/中型作品だと1日~1週間ほどで作ってしまうこともあります。そういうのは手癖で組む感じです(笑)」とのこと。それだけの時間をかけているからこそ、多くの人を感動させる力作を生みだせるのかもしれない。

「一番の代表作はどの作品か」という少々意地悪な質問をぶつけてみると、「やはり一番反響があったのは、2020年3月に発表した『アルビオン』です。4年前に作った思い出の作品のリベンジ作品で、当時できなかった設定色の再現や各種ギミックなどやりたかったことを詰め込み、ガンダムの食玩『GUNDAM CONVERGE』シリーズのスケールに合わせた自信作になっています」とコメント。PEN2ndさんにとって、アルビオンは長年の思いの結晶となったようだ。



取材協力:PEN2nd(@PEN2ndLEGOfan1)
 
   

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