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2連覇逃し準Vも「ポジティブ」

テニス365


準優勝のサバレンカ、優勝のシフィオンテク
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は4日、シングルス決勝が行われ、昨年女王で第2シードのA・サバレンカは第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)に5-7, 6-4, 6-7 (7-9)のフルセットで敗れ、2連覇とはならず昨年のリベンジを許す形となった。

>>【動画】3時間超え死闘 シフィオンテクがリベンジ果たし優勝決めた瞬間<<

>>シフィオンテク優勝 マドリッドOP組合せ・結果<<

25歳で世界ランク2位のサバレンカは今季、1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)で準優勝しシーズンをスタートさせると、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2連覇を達成し、四大大会2勝目を挙げた。

しかし、3月に交際していた元アイスホッケー選手のコンスタンチン・コルツォフさんが死去したことが判明。大会出場を続けたものの心身への影響もあり、4大会の出場でマッチ4勝4敗に留まっていた。

それでも昨年女王として出場した今大会、初戦となる2回戦で世界ランク48位のM・リネッタ(ポーランド)、3回戦で同183位のR・モントゴメリー(アメリカ)、4回戦で第13シードのD・コリンズ(アメリカ)、準々決勝では17歳で世界ランク43位のM・アンドレーワ、準決勝で第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を下し2年連続の優勝に王手をかけた。

2年連続でシフィオンテクとの決勝となったこの日の第1セット、第1・第2ゲームでブレークを奪い合うとその後は互いにサービスキープを続け終盤へ。しかし第11ゲーム、2度目のブレークチャンスをものにされたサバレンカはサービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第12ゲームでブレークを返せず、先行される。

続く第2セットは序盤から互いに2度ずつブレークを奪い合いゲームカウント4-4に。すると第10ゲーム、サバレンカがセットポイントとなるブレークチャンスを握ると鋭いフォアハンドウィナーを決めブレークに成功し1セットオールに追いつく。

そしてファイナルセット、サバレンカは第4ゲームで先にブレークに成功するも直後の第5ゲームでブレークバックを許す。終盤となる第12ゲームでは2本のマッチポイントとなるブレークチャンスを活かせずタイブレークに突入。一進一退の展開となるも1本のマッチポイントを活かせなかったサバレンカは7-8とされた場面で2本目のマッチポイントをものにされ、3時間11分に及ぶ死闘の末に力尽き、昨年のリベンジを許した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにサバレンカのコメントを掲載し「自分のプレーのレベル、この試合、そしてこの今週に費やした努力に満足しているわ。この大会から得られるものはたくさんあった。ポジティブな気持ちでマドリッドを離れることができると思うわ」と語った。

「彼女(シフィオンテク)との決勝戦をもっとたくさんやりたい。負けよりも多くの勝利を見たいわね。でも、私はこのレベルを維持し、毎年レベルを上げることができることを本当に願っている」

敗れたサバレンカは2連覇を逃し、今季2度目、通算15度目のツアー優勝とはならず。一方、勝利したシフィオンテクは今季3度目、通算20度目のツアータイトル獲得を成し遂げた。


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