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「となりの妖怪さん」で共演の結川あさきと比嘉良介が互いの演技の印象を語る

HOMINIS

nohoによる人気コミックが原作のTVアニメ「となりの妖怪さん」が4月7日(日)2:00より、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット「ANiMAZiNG!!!」枠にて放送中。妖怪と人と神様が共に暮らす縁ヶ森町を舞台に、ちょっと不思議で優しい”繋がり”の物語を描く。そんな同作で、好奇心旺盛で元気いっぱいな人間の女の子・杉本睦実(むーちゃん)を結川あさきが、むーちゃんの近所に住む推定年齢500歳のカラス天狗・ジローこと縁火山次郎坊を比嘉良介が、それぞれ演じている。

今回は放送に先駆けて結川と比嘉にインタビューを行い、作品や役柄に対しての思いを聞いた。

「となりの妖怪さん」で共演している結川あさきと比嘉良介

――原作コミック、台本を読んだ際の第一印象をお聞かせください

比嘉「第一印象は、穏やかでちょっと不思議な世界観だな、と思いました。妖怪と人間が一緒に住んでいるという非現実さが入っていながらも、日常を描いている物語だからこそ、1話より2話、2話よりも3話…というように、どんどん作品の中にどっぷりと浸かっていきながら仕事ができているなという感じがしました」

結川「原作コミックを読んだ瞬間から、すごくあたたかい空気感だなと感じました。読み進めていくと、妖怪と人が当たり前に共存していて、私たちが普段過ごしている日常のようだけれども、そこにさらっと妖怪が加わっているという、特殊な感じがすごく面白いなと思いました」

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――演じている中で感じた、キャラクターの魅力はありますか?

比嘉「オーディションを受けた時、ジローには『穏やかでちょっと面倒くさがり』『相手のことを気遣っている』という設定はあったのですが、その時はまだ深くは理解できていなかったんですね。その後、実際にジローを演じる中で、思った以上に相手のことを考えていて、むしろ相手のことを考えすぎている部分も見えてきて。人と接するときに、まず相手のことを考えるというところが魅力であり、人間っぽいな、とも思います」

結川「むーちゃんの素直さや明るさに、私自身、演じながら『素敵な子だな』と何度も思いました。そして、むーちゃん自身はごくごく普通の人間の女の子なのですが、自分なりのやり方で大切なもの、ジローを守ろうと思っているところがすごいなと。『こんな幼いのにそんなことできるの!』って、尊敬する部分があります」

――お互いの声の演技を聞いての感想を教えてください

結川「これは比嘉さんご本人の持ち味だと思うのですが、やっぱり、声に温かみといいますか、優しさがずっとあって。それがジローという存在にすごくマッチしているなって思っています。ジローは少し気だるげというか、おっとりしているんですね。なのに、神通力などの技を出す時には、サラッとかっこいいことをやるんですよ!その気取らない、抜け感のあるかっこよさみたいなのはジロー独特のものだなと思います」

比嘉「結川さんが演じるむーちゃんは本当にまっすぐで、キラキラしているんですよ。それを間近で感じているからこそ、ジローのキャラクターが立つし、その逆も然りだと感じています。最初からこのビジョンが見えたわけではなく、2話、3話…と続いていくごとに、どんどんビジョンが明確化されてきて、ジローを演じれば演じるほど、結川さんとのテンポ感が合ってきて、演じていて楽しいなと思いました」

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