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『猿の惑星/キングダム』プレミアで“猿”が馬に乗る ウェス・ボール監督の来日も決定

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『猿の惑星/キングダム』ワールドプレミアの様子 ©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 5月10日に公開される映画『猿の惑星/キングダム』のワールドプレミアが、日本時間5月3日に米ロサンゼルスのハリウッドにて開催された。

参考:『猿の惑星/キングダム』特別ビジュアル公開 渋谷や世界各地が猿に占拠される

 『ゼルダの伝説』実写映画の監督にも抜擢されたウェス・ボールが監督と、『アバター』シリーズを手がけたVFXスタジオ「WETA」がタッグを組んだ『猿の惑星』シリーズの最新作となる本作。現在から300年後を舞台に、人類と猿の立場が完全に逆転し、猿が独裁支配する世界を描くSFアクションだ。

 ワールドプレミアの会場には、恐ろしい表情で口を開いた巨大な猿のモニュメント、独裁者プロキシマス・シーザーが鎮座する玉座が。そこに大きく敷かれたレッドカーペットに登場したのは、人間ではなく馬に乗った猿たち。ハリウッドの街が猿に支配され、会場はまさに“猿の惑星”と化した。

 そんな熱気溢れる会場に登場したのは、『猿の惑星/キングダム』のキャスト&スタッフ陣。猿が支配する世界、そして独裁者であるプロキシマス・シーザーに村と家族を奪われた若き猿・ノアを演じるオーウェン・ティーグ、人間との共存のために立ち上がったノアが出会う、ある秘密を握った人間の女性ノヴァを演じるフレイヤ・アーラン、ノアに常に寄り添い助けるオランウータン、ラカを演じるピーター・メイコン、人間を徹底的に排除しようとする、冷酷な独裁者・プロキシマス・シーザーを演じるケヴィン・デュランド、そして監督を務めたボールが登場し、ファンとの写真撮影やサインに応じると大歓声に包まれた。

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 本作の主人公ノアを演じたティーグは、「ハリウッドのこの通りをすべて封鎖していて最高にクール! 長い間僕たちの頭の中で生きてきたこの映画を多くの人たち観てもらうのが楽しみです!」とついに公開が目前のとなった喜びを語った。そして、ノヴァを演じたアーランは「是非劇場で観てほしいです! 素晴らしい映像の中に、美しく深い物語があります」と、本作の魅力的な映像美とストーリーを劇場で体感してほしいと熱く語った。

 『猿の惑星』を完全新作として甦らせたボール監督は、「この映画は、国境や文化、そして時代をも超えて広がっていくと思っています。このシリーズには多くの人の想像力を掻き立てる魔法があり、その伝統を紡いでいくことが楽しみでならないです」と、長く愛される『猿の惑星』に携われた喜びとともに、遂に公開を迎える気持ちを興奮交じりに話した。

 さらに、公開2日前の5月8日に来日することを明かしたボール監督は、「日本から生まれた文化や芸術が大好きで、僕はアニメと共に育ちました。今はちょうど『僕のヒーローアカデミア』を観直しているところだったので、日本に行くのをとても楽しみにしています。日本の皆さんに本作をお披露目することが待ちきれません」と、日本への愛とともに、来日へ向けた熱い意気込みを語った。

 また、本作の最終版予告も公開。幸せな生活を送っていた若き猿・ノアは、巨大な王国を築く独裁者、プロキシマス・シーザーによって、愛する家族と仲間、そして村をも奪われてしまう。生き残った仲間たちを救い出す壮大な冒険へと出たノアは、ある秘密を握った女性・ノヴァと出会い、共に猿の独裁に立ち向かうことを決意する。「世界は人間のものだった。猿のものじゃない」と強く訴える彼女が隠している猿たちの知らない“人類の秘密”とは。<猿&人間>VS<猿>の衝突の先に待ち受けるラストとは。

(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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