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B3香川が渡邊雄太にオファー表明…地元クラブ熱烈ラブコール「香川県にとっても特別な出来事」

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B3香川が渡邊雄太にオファー表明…地元クラブ熱烈ラブコール「香川県にとっても特別な出来事」(C)バスケットボールキング

 B3の香川ファイブアローズは5月2日、来シーズンからBリーグへ参戦する意向を表明した渡邊雄太(NBAメンフィス・グリズリーズ)にオファーしたことを明かした。

 クラブが特定の選手へのオファーを公表することは異例だが、渡邊は香川県出身の現役NBAプレーヤー。尽誠学園高校からバスケットボールの本場アメリカへと羽ばたいた地元のスターでもある。クラブは「異例ではございますが、香川ファイブアローズにとっても、香川県にとっても特別な出来事であるため公表させていただくことにいたしました」と、公式サイトを通じて説明した。

 今シーズンの香川は、B3レギュラーシーズンを40勝10敗の2位でフィニッシュしたものの、B2昇格をかけたプレーオフでセミファイナル敗退。惜しくも昇格を逃したが、渡邊の帰国会見での言葉を受け、「次のクラブで引退までプレーしたいという渡邊雄太選手の思いを聞き、オファーに対して全く躊躇はありませんでした」と地元のスタープレーヤーに熱烈ラブコール。

 2026-27シーズンに控えるリーグ構造改革以降は、事業規模が昇降格の判定基準となることもあり、「渡邊雄太選手とともに、手厚く支えてくださるパートナーの皆さま、最高の熱量を持つブースターの皆さま、密に連携してくださる自治体の皆さまをはじめとする関わる全ての皆さまと手を取り合いながら、中四国最大規模の『あなぶきアリーナ香川』で最高のエンターテイメントを届け、香川県から日本、そして世界に、バスケの魅力を大きく発信するクラブをつくりたい。そう切に願っております」と、今回の渡邊獲得オファーに込めた思いを明かした。

 渡邊の地元とはいえ、仮にB3クラブからの再出発となれば、競技面でもビジネス面でも大きく勢力図を変えうるビッグディール。引く手数多のスターがどういった決断を下すのか、視線が集まる。

 
   

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