たしかに、無理に模範的な夫婦になる必要はないのだ。ラブラブなたかみるも素敵だし、友達のようにふざけ合えるみおたくも素敵。夫婦には、それぞれの形があっていい。
堀は、ダブルデートを終えたあと、「(百瀬と2人になって)ちょっと緊張が解けた感じがした。4人もすごく楽しかったんですけど、2人の時間の方が気を遣わずにいられる場所なんだなって」と明かしていた。
ふっと気を許せる瞬間を与えてくれる存在。アイドルとして、ずっと気を張ってきた堀にとって、百瀬はこの上ない良いパートナーなのではないだろうか。
また、百瀬は、アイドルの先輩である白間と絡んでいるときの妻を見て、「みおちゃんは、ずっといままで引っ張ってくれていたので、後輩の姿を見られて、可愛いなと思いました」と話していた。
ダブルデートの醍醐味は、ただ楽しいだけじゃない。第三者が介入することで、自分も知らなかったパートナーの魅力に気づけたり、愛が深まったりする。
広告の後にも続きます
今回も、たかみる夫婦に「キュンキュンするときある?」と聞かれた堀が、「ずっと可愛いから、ベースでキュンキュンしてる」と明かすなど、2人きりのときは絶対に繰り広げられないような惚気が飛び出す場面も。満面の笑みで、「キュンキュンするところ、みおちゃんにとってあるのかな? と思っていたので、うれしかった」と百瀬が愛らしかった。
ただ、百瀬には一点だけ課題が残されている。それは、堀が本当は甘えたいタイプだということ。白間と2人でガールズトークをしていたときも、「本当はしっかり者じゃない。もうちょっと(百瀬が)しっかりしてくれたら甘えよっかなと思ってる」と明かしていた場面があった。
百瀬は、妻の願いを叶えてあげることができるのだろうか。また、堀はお姉さんの殻をぶち破り、夫に甘えることができるのか。残り少なくなってきた『わた婚5』。今までにないレベルでラブラブなみおたくが見られたらうれしい。
(文=菜本かな)