また、ボウルには1回で焼ける分量だけ作るようにしましょう。大きいボウルにまとめて作りたくなるところですが、混ぜてから焼くまで時間が経つと、水分が出てきてしまいべちゃっとなる原因に。大勢で食べるなら、自分の分をそれぞれのボウルやお椀で混ぜて、順番に焼くと良いそうです。
(2)ボウルにキャベツ、天かす、青ネギ、卵を入れる。
(3)底から空気を含ませてスプーンでさっくりと混ぜる。ここでも、混ぜすぎないのがコツ。
広告の後にも続きます
(4)200度に熱したホットプレートに、厚さ2〜2.5cmくらいになるよう丸く乗せ、3分焼く。
(5)裏返す直前に豚バラを乗せ、ひっくり返す。最初から乗せてしまうと、お肉の臭みが出てしまうので注意を!
(6)フタをして5分。中まで火を通すため、じっくり待ちます。
(7)フタを取ります。フタを取った直後は表面がまだ水っぽいですね。
(8)ひっくり返します。ここからしっかり水分を飛ばすため、フタはせずに3分焼いて出来上がり。豚バラにカリっといい焼き色がつきましたね!コテでサックリ切れて、べちゃっとした水っぽさがありません。
ソース、マヨネーズ、青のりなどをトッピングして完成〜!
やりがちだけど…避けたいNG行動まとめ
いかがでしたか?家庭でもおいしくお好み焼きを作るためのコツをまとめましょう。
まず、大きなボウルで大量に作らないこと!焼くまでの時間が長いほど水分が出てきて、べちゃっとした食感になってしまいます。1回で焼ける分(2〜3枚分)ずつボウルに材料を用意し、ササっと混ぜて、ササっと焼きはじめましょう。
また、混ぜすぎはNG!粉と水はダマが残るくらいの方がカリッとした仕上がりになります。泡立て器でサラサラになるまで混ぜるのはやめましょう。材料を混ぜる時も、空気を含んでサックリ手早く混ぜるのがコツです。
そして、焼き時間は意外と長め。じっくり待ちましょう。せっせと短時間でひっくり返すのはNGです。せっかちな私もすぐにひっくり返しては「まだ焼けてないな〜」の繰り返しで、結局生焼けになることも多々…。反省しました。
ゆかりさん直伝のレシピと焼き方のコツをマスターして、ぜひおうちでもお店級のお好み焼きを楽しんでくだいさいね!
取材協力:お好み焼 ゆかり
大阪に7店舗・東京・横浜も合わせると全国に9店舗を展開する「お好み焼ゆかり」。昭和25年創業の老舗ですが、もともと洋食屋だったというルーツから、トマトなどを長時間煮込んで作る、オリジナルソースが評判です。またXで「大阪で美味しいお店は?」と誰かが聞けば、必ず「お好み焼ゆかり」を推薦してもらえるような、多くの人に愛される店。そんな大阪・ソウルフードの魅力は、ぜひ店頭で。
公式webサイト:https://www.yukarichan.co.jp/index.html
X:@sonezaki_yukari
店舗&オンライン限定販売の冷凍お好み焼きも大人気。1枚ずつ手焼きで調理したものを急速冷凍しているので、お店で食べるようなふわシャキ食感がおうちで楽しめます。電子レンジで温めてからフライパンで軽く焼くのがおすすめ。
ゆかりオンラインショップはこちらから