●正しく使えたときのクラブの動き
≪感覚は外になるが実際はまっすぐ入ってくる≫
地面に真っすぐ引いたライン(ターゲットライン)をなぞるようにヘッドを動かすと、ヘッドがアウトからアタックするように感じる(見える)。しかし、実際のスウィングでもそのように動かさないと、クラブ機能を正しく発揮できない
【NG例】極端な軌道はスクエアに戻りにくくなる
実際のスウィング軌道は、見かけ以上にインから下ろそうとすると、確実にインサイドすぎる位置からのアタックになる。その結果、シャフトが寝てフェースが開くので、インパクトでスクエアに戻りにくい。
【check①】左ひじにゆるみがあるか
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左ひじを伸ばすとクラブの重さを感じにくく、自分の力で下ろすしかない。それだと毎回正確な軌道で振るのは難しい。ひじをゆるめると、クラブの自然落下(重力)を感じて振れるので軌道が安定しやすい。
【check②】グリップは強くもなく弱くもなく
グリップを強く握りすぎると、ひじまでロックしてスウィング中にまったく使えなくなる。グリップを適度にゆるめ、手首がある程度自由に動く状態にしておくことで、クラブの動きを妨げずに振れる
【結果】手元が低い位置を通るようになってくる
「真っすぐアタック」の軌道を覚えると、そのためにどう体を動かせばいいかがわかってくる。「手元を低く動かす」というのも、それだけでやると難しいが、正しい軌道をなぞれば自然に手元は低くなる
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ヘッド軌道をコントロールする方法や、日常から左手の感覚を鍛えられるドリルなどは2024年6号の「月刊ゴルフダイジェスト」またはMyゴルフダイジェストにて掲載中!
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[https://my-golfdigest.jp/lesson/p152157/]
写真/三木崇徳、有原裕晶、大澤進二、増田保雄
協力/坂出カントリークラブ、井山ゴルフ練習場、よみうりゴルフガーデン