1分56秒目に登場する犬は、ドッグプール(Dogpool)。原作コミックでは、マルチバース上に存在するさまざまな“デッドプール”たちの1人(1匹)です。
2分10秒あたりでデッドプールとウルヴァリンが飛び込むオレンジの輪は、ドクター・ストレンジたちが使う時空移動のポータルですよね。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストバトルで、ヒーローたちがこのポータルで次々と出現しました。果たしてこの2人はどこに移動するのでしょうか? 気になります。
本作は、コカインの白い粉を雪に見立て、“雪だるまつくろう”と『アナと雪の女王』ネタをぶっこむなどかなり危ない(笑)作品です。当然R指定です。またこの予告で使われている曲はいろいろ物議をかもした(宗教界からにらまれた)マドンナの「ライク・ア・プレイヤー(Like a Prayer)』」。こういう選曲も挑発的ですね。
嬉しいのは、ウルヴァリンがコミックの黄色いコスチュームを着ていて、途中ノースリーブの姿も見せていること。今ディズニープラスで配信しているアニメ『X-MEN ’97』のウルヴァリンは、まさにこの腕だしバージョンなのです。本作は『X-MEN ’97』ともつながるのでしょうか?
さて本作のメインヴィランは、2分2秒目あたりに登場するスキンヘッドの女性だと思われます。サイキック能力でウルヴァリンを苦しめる。このキャラはコミックに登場するカサンドラ・ノヴァ。プロフェッサーXの邪悪な双子の“妹”なのです! 果たして彼女はなにを企んでいるのでしょうか。
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ストーリーもさることながら、やはりウルヴァリンとデッドプールの共闘アクションがわくわくさせてくれます! 『デッドプール&ウルヴァリン』は7月26日、日米同時公開です。
(文=杉山すぴ豊)