自由と女性をこよなく愛するモテ男が出会ったのは、車椅子のヴァイオリニストだった──。イタリア映画祭2023で反響を呼んだハートフルラブコメディ「幸せのイタリアーノ」が、7月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほかで全国順次公開。ポスタービジュアルが到着した。
有名シューズブランドのトップにして、ハンサムなスポーツマンである49歳の独身男ジャンニ。加えて女たらしでもある彼は、新たな誘惑手段として車椅子に乗り、憐れみを誘う。というのも、彼が障がい者に抱く唯一の感情が憐れみだからだ。
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そんな中で出会ったのが、ヴァイオリニストで車椅子テニスにも情熱を注ぐキアラ(ミリアム・レオーネ)。ジャンニは経験したことのない感情に揺さぶられる──。
「ようこそ、大統領!」(13)「これが私の人生設計」(14)「環状線の猫のように」(17)のリッカルド・ミラーニ監督が、「パリ、嘘つきな恋」(19)の舞台をイタリアに移してリメイクしたのが本作。
ジャンニを演じたのは「シチリアーノ 裏切りの美学」(19)「離ればなれになっても」(20)「ノスタルジア」(22)の演技派ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ。キアラ役には、2008年のミスイタリアであり、テレビ司会者やグッチの広告キャンペーンなどに起用され、映画では「インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者」(18)「ディアボリック」(21)に出演したミリアム・レオーネ。彼女は今回の演技でナストロ・ダルジェント賞コメディ女優賞に輝いた。
ジャンニとキアラが繰り広げる、一筋縄ではいかない恋の駆け引きから目が離せない。