みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開中。今回はテーラーメイド『Qi10 MAX LITE』ドライバーのSシャフトとRシャフトの打感や性能を比較・検証した。
【動画を見る】[Qi10 MAX LITEドライバーガチ試打動画【テーラーメイド】]
今回試打するテーラーメイド『Qi10 MAX LITEドライバー』は、「寛容性と飛距離の相反する要素の両立を実現した『Qi10』の軽量モデル。カーボンクラウンとカーボンソールにネイビーカラーを採用し、後方のカーボンコンポジットリングもホワイトにした見た目も特別仕様。MOIバックウェイト含めさまざまな軽量化が施されたことにより、『振りやすさ』『曲がりにくさ』『飛びやすさ』を実現。どんなゴルファーでも、高弾道でヘッドスピードを向上し、キャリー飛距離UPに貢献」というもの。試打クラブのスペックは、ヘッドは10.5度で460CC、シャフトは『SPEEDER NX BLUE for TM』で、長さは45.25インチ、クラブ重量がフレックスSで281g、フレックスRで277gとなっている。
見た目と構えた印象をチェック!
小島 ヘッド後方のウェイトが30gから20gになり、シャフトもグリップも軽くなっています。フレックスSのシャフトでクラブ重量が『Qi10 MAX』より20gちょっと軽い、281gになっていますが、どうですか?
癸生川 軽いです。シャフトが『Qi10 MAX』 はディアマナでしたけど、この『LITE』はフジクラのNXの軽量シャフトになっていますね。
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小島 見た目の印象はどうですか。
癸生川 フェース面がちょっと左を向いて、ロフトが見えて、ボールをつかまえてあげますよっていう印象ですね。
小島 この『LITE』はSもRもロフトが10.5度しかないので、それも何か意味があるのかなと思いますので、さっそく打っていきましょう。
『Qi10 MAX LITE』のSシャフトとRシャフトを一般アマチュアの平均的なヘッドスピード38m/s前後で打ってみた結果は以下のとおり。
SPEEDER NX BLUE for TM Sシャフト
<トラックマン4のデータ>
クラブスピード●38.3m/s
ボール初速●57.1m/s
打ち出し角●13.6度
スピン量●2917rpm
降下角●38.5度
キャリー●194.5Y
飛距離●213.5Y
打ち出し方向●0.7度左
スピンアクシス● 1.1度右
SIDE●2.0Y左
SPEEDER NX BLUE for TM Rシャフト
<トラックマン4のデータ>
クラブスピード●38.2m/s
ボール初速●56.7m/s
打ち出し角●16.3度
スピン量●3153rpm
降下角●48.1度
キャリー●184.9Y
飛距離●195.8Y
打ち出し方向●2.1度右
スピンアクシス●3.3度右
SIDE●13.6Y右