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弧を描く“バナナショット”披露

テニス365


8強入りしたラヨビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は18日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク59位のD・ラヨビッチ(セルビア)が第11シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-6 (12-10), 3-6, 6-1のフルセットで破り、今季3度目のベスト8進出を果たした。この試合、ラヨビッチは弧を描く“バナナショット”を披露している。

>>【動画】弧を描く“バナナショット”、アウトに見えたバックハンドショットがラインいっぱいに決まる<<

>>チチパスらバルセロナOP組合せ<<

33歳のラヨビッチは今シーズン、2月のIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)とリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で8強入り。今大会では1回戦で予選を勝ち上がった世界ランク142位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)、2回戦で第6シードのU・アンベール(フランス)を下し16強に駒を進めた。

3回戦の第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。4度のセットポイントを凌いだラヨビッチは自身3度目のセットポイントをものにし先行する。

続く第2セット、第2ゲームでブレークを許したラヨビッチだが直後の第3ゲームでブレークバックに成功。その後はサービスキープが続くも終盤となる第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、ラヨビッチは第2ゲームで40-15とブレークチャンスを掴むと弧を描くバナナショットでポイントを獲得しブレークに成功。開始から3ゲーム連取に成功すると終盤となる第6ゲームで2度目のブレークを奪い、2時間30分の熱戦を制した。

勝利したラヨビッチは準々決勝で第16シードのA・フィス(フランス)と対戦する。フィスは3回戦で第4シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を7-5, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第3シードのC・ルード(ノルウェー)や第5シードのS・チチパス(ギリシャ)、第12シードのC・ノリー(イギリス)らが8強へ駒を進めた。

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