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シナー棄権「痛みが増した」

テニス365


ヤニック・シナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク2位のJ・シナー(イタリア)は1日に自身のSNSを更新し、2日に行われる予定であったムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)の準々決勝を棄権すると発表した。

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22歳のシナーは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)やマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)など3つのタイトルを獲得。マッチ25勝2敗と圧倒的な成績を残し今大会に臨んだ。

今大会は、初戦の2回戦で世界ランク52位のL・ソネゴ(イタリア)、3回戦で同72位のP・コトフ、4回戦で第16シードのK・ハチャノフを下し同大会初の8強入りを果たした。

しかしこの日、自身のインスタグラムを更新したシナーは「ここマドリッドで次の試合を棄権しなければならないのはとても悲しい。今週は臀部が痛くて、徐々に痛みが増してきた。ドクターのアドバイスもあり、これ以上プレーして悪化させない方がいいと判断したんだ。近日中にいくつかの検査を行い、回復については専門医のアドバイスに従う。みんな応援してくれてありがとう」と投稿し準々決勝の棄権を発表した。

シナーと準々決勝で対戦予定であった世界ランク35位のF・オジェ アリアシム(カナダ)は不戦勝で準決勝に進出。準決勝では第3シードのD・メドベージェフと第30シードのJ・レヘチカ(チェコ)の勝者と対戦する。


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