top_line

足し算+パズルで脳を鍛える!
「2048」はここからプレイ

ワニに襲われた愛犬 77歳飼い主が口をこじ開けて救出(米)

Techinsight

川で遊んでいた愛犬がワニに襲われ、躊躇せず救出に向かった飼い主の男性はワニの背中に飛び乗り、ワニの口をこじ開けて愛犬を救い出した。犬も飼い主も大ケガをしたものの、命に別状はなかった。素手でワニの口をこじ開けるという荒業を披露した男性は、若い頃から重量挙げの選手として活躍していたそうで、現在も続けているトレーニングのおかげでワニに立ち向かうことができたという。米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。

米フロリダ州ムーア・ヘブンに住むアート・アワターさん(Art Auwaerter、77)は、妻テリー・アワターさん(Terry Auwaerter)と、イタリアン・マスティフの愛犬“ロジャー(Rodger)”とともにカルーサハチ川のほとりで平穏な生活を送っている。

ロジャーは水遊びが大好きで、裏庭に出るとすぐにカルーサハチ川の方へ向かっていくと言い、アートさんも一緒に川に入ることが多いという。昨年夏のある日、いつものようにロジャーは川へ向かったが、アートさんはその日、近くの椅子に座ってのんびりすることにした。「これが大間違いだったんだ」と、アートさんは当時を振り返る。

アートさんは土手から少し離れた裏庭の真ん中に座っており、川はそこから6~7フィート(1.8~2.1メートル)下の場所にあったため、アートさんがいる場所から直接川は見えなかった。ロジャーが土手を駆け下りると、すぐに大きな水しぶきの音が聞こえた。ロジャーが川に飛び込んだにしては大きすぎる水しぶきの音を耳にしたアートさんは、すぐに何が起きているのか分かったという。

「大きなアリゲーターがロジャーを襲ったんだ。」

広告の後にも続きます

アートさんが大慌てで土手の方へ駆け寄ると、案の定、7フィート(約2.1メートル)はあろうかという大きなワニがいた。アートさんはこのように明かしている。

「ワニはロジャーを殺そうとしていました。そんなことをさせるわけにはいかなかったので、土手を駆け下りましたよ。もし子どもが襲われていたら、救うためにひたすら何か考えて、できることは何でもすると思います。」

大切な愛犬のため、アートさんは恐怖心を捨てて行動を起こした。

大きなワニを目の前にしてもアートさんが怯まなかったのには、他にも理由があった。アートさんは16歳の時から、重量挙げの選手として競技やトレーニングに打ち込んでいた。77歳になった現在も重量挙げのトレーニングを続けており、年に数回は大会に参加している。

「重量挙げをすることで、限りなく強くなれると思うのです」と体に自信を持っていたアートさんは、ロジャーに噛みついているワニの背中に飛び乗り、顎を掴んで口をこじ開けた。するとワニは噛みついていた口を緩め、ロジャーは解放された。アートさんは「ワニは今まで誰かに顎を掴まれたことがなかったのでしょう」と、ワニが驚いてすぐに口を開いたのではないかと推測している。

ロジャーを解放させることができたが、今度はアートさんがワニのターゲットとなってしまった。腕に噛みつかれたアートさんは、「指がワニの歯の間にぴったりと挟まっているのを感じましたね。ワニは激しく揺さぶったり転がったりし、2フィート(約60センチ)ほどの深さの場所へ私を放り投げました」と、ワニに襲われた当時を振り返る。

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(エンタメ)

ジャンル