違法賭博疑惑によってロサンゼルス・ドジャースから解雇された、大谷翔平(29)の元通訳である水原一平氏(39)。4月11日、その近況が判明した。
さかのぼること3月21日、違法なブックメーカーで賭博し、「大谷から巨額の窃盗を行った」と大谷の代理人弁護士から告発されたと報じられた水原氏。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」は大谷の銀行口座から「少なくとも450万ドル(約6億8000万円)」が送金されたとも伝えていた。
その約1週間後となる同月26日、大谷は会見を開き「僕自身も信頼していた方の過ちというのは悲しく、ショックですし、今はそういうふうに感じています」と心情を吐露。そして、違法賭博について自身の関与を明確に否定していた。
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そんな水原氏の違法賭博疑惑のことを“大谷への裏切り”と感じた人たちもいたようだ。水原氏のInstagramのコメント欄には《てめーふざけんなよ!》《糞卑怯者のペテン師》《さっさとこのアカウント削除すべきだと思うが》などの誹謗中傷が後を絶たない。
いっぽう「ロサンゼルス・タイムズ」は28日、チームを離れて以降、水原氏の居場所がわかっていないと伝えた。そのためSNSでは《水原一平さんは、今どこにいるんだろう。少し心配です》《完成に雲隠れしているのか消息不明って違う意味で心配だな》《平気なわけないだろうけど、元気であってほしいなと思います》と安否を心配する声も上がっていた。
そんななか4月11日、水原氏の“最新情報”が明らかとなった。「ニューヨーク・タイムズ」は水原氏について「窃盗に関連した連邦犯罪を認める方向で交渉中である」といい、検察当局は「水原氏が大谷の銀行口座の設定を変更し、大谷が取引に関する通知や確認を受け取らないようにすることができたという証拠をつかんだ」という。