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海外の有名大学に70人以上合格!北豊島中学校・高等学校 “校内留学”のような学校生活

テレ東プラス

名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く情報ドキュメンタリー「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週土曜午前10時30分)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

今回紹介する名門校は、東京・荒川区にある北豊島中学校・高等学校。大正15年に創立された中高一貫の私立女子校だ。
例年、早稲田大学や上智大学、GMARCHなどの難関大学に多数が現役で合格。さらに近年は、海外有名大学への合格者が急増! 4年連続で70人以上が世界中の名門大学に合格している。
その原動力である『生徒一人一人を成長させる少人数教育』と『校内留学』とも称される『世界を目指した独自の英語教育』を実践する姿に迫る。
さらに番組は、フィリピンの名門大学を目指す女子生徒の“ある挑戦”を密着取材した。

【動画】名門校にカメラが潜入!


東京・荒川区。都電荒川線の熊野前駅から歩くこと約5分。下町情緒あふれる街の一角に、北豊島中学校・高等学校はある。日暮里・舎人ライナーや地下鉄・千代田線も利用できる便利な場所だ。

創立は大正15年(1926年)。教育者・秋上ハルが地域の女性たちを集め、「北豊島女学校」を設立したのが始まりで、当時から掲げる教育目標は「社会で活躍できる女性の育成」。
全校生徒は233人(中学71人 高校162人 ※2024年4月1日時点)で、少人数制教育が特徴の中高一貫校だ。

2023年春の主な大学合格実績は、早稲田大学、上智大学、GMARCHや医療系を含む国内大学を合わせて101人が現役合格。
さらに海外大学への合格者が、2021~2023年までの3年連続で70人超え! 全国にある中高一貫校の中でも、トップ3に入る見事な実績で、カナダのブリティッシュコロンビア大学、イギリスのマンチェスター大学、オーストラリアのシドニー大学など、世界中の名門大学にも合格。そしてついに2024年春は、過去最多となる80人超えを達成した。

なぜこれほどまでに海外大学への合格者が急増しているのか。その秘密を探りに、早速校内へ!


校舎は、東棟・西棟・中央棟の3つ。中央棟は2016年に完成したばかりだ。


中に入ると、まず驚かされるのがその開放感! 木目調で統一された温かみのある廊下は横幅5メートルもあり、教室には大きな窓からやわらかな自然光が差し込む。
教室は冷暖房完備で、24時間換気システム。窓は断熱・遮熱・防音に優れたペアガラスになっているため、外の音を気にせず授業に集中できる。ある生徒は、「先生はとても優しくて、教室や建物も美しいから、私はこの学校が大好きです」と流ちょうな英語で教えてくれた。


東棟にある図書室。蔵書数は約2万冊で図書委員のおすすめ本が展示され、英語の書籍も充実している。約60人が利用できる閲覧スペースも。


東棟にある学食のメニューは全て350円で提供され、特に人気なのが、専属の管理栄養士が考える日替わりの「ワンプレートランチ」。生徒たちは「めちゃくちゃ美味しいです!」と口を揃え、保護者にも好評だ。


北豊島は都心にあるため、校庭がやや狭い分、体育館が充実している。東棟には、舞台を備えた「第1体育館」や「小体育館」が。中央棟にも「第2体育館」があり、すべて冷暖房完備だ。


部活動も盛んで、19のクラブと3つサークルがあり、青春を謳歌する環境が整っている。

中学校は1クラス25人まで、高校でも最大30人までを基本とする『少人数制教育』を導入している北豊島だが、なんと土曜日は通常授業が無い。その代わり、選択制の『土曜講座』が行われている。


ピアノや着物の着付けの他、ヨガや指圧、護身術といったユニークなものまで約30の講座が揃い、専門講師が1年間指導。『本物に触れる学び』を重視しているのだ。


そんな『本物に触れる』独自の教育方針の一番の表れが、北豊島の代名詞である英語の授業。6人のネイティブ教員が常駐し、少人数教育を活かして生徒一人一人をサポートしている。


中学の英会話(ES)の授業は基礎からしっかりと。教員2人体制で授業を行う。


そして高校から選べる「Global Program」、略して「G.P.クラス」では、朝のホームルームの時間からクラスメイトと英会話! ここのモーニングレッスンを通じて普段から英語を話す習慣が身につき、わずか1年でクラス全員が、英語でプレゼンできるまでに成長を遂げる。


放課後は、ネイティブの教員が、個人のレベルに合わせたマンツーマンの英会話レッスンを行うことも日常の光景だ。こうした『校内留学』とも呼べる学校生活を過ごすうちに、ごく自然と海外の大学も視野に入ってくるようになるのだ。

カナダ、オーストラリア、フィリピンなど、実際に海外に行く短期留学や現地研修なども充実。
学校の魅力について生徒たちは、「学校でたくさん英語が話せて、先生たちは優しくて親切です」、「この学校には留学するチャンスがあります。だからここは私にとって素晴らしい場所」と流ちょうな英語で話してくれた。

生徒たちが積極的に取り組む姿勢はもちろん、自然と英語力が身につく学習環境が、海外大学合格者が飛躍的に増えた原動力になっている。


高校2年生の川村史恩さんも、海外の大学へ挑む生徒の一人。フィリピンの名門大学を目指している。
史恩さんが初めてフィリピンを訪れたのは、高校1年生の語学研修。プライベートでも2回フィリピンへ行き、そこで目の当たりにしたのが貧困に苦しむ子どもたちの姿だった。
将来フィリピン発展の力になりたい…史恩さんは目的を持ってフィリピンの大学を目指し、英語を猛勉強している。

さらに高校1年生の時には、ゲームや歌を通じて実践的な英語を学びたいとの思いから、英会話サークル「L.S.E.(Let’s Speak English)」を立ち上げた史恩さん。
今、史恩さんの中では、英語を楽しく学ぶ「L.S.E」の活動を長く母校に残したい、このサークルを部活へ昇格させたいという思いが芽生えていた。しかし部活動に昇格するためには、部員を増やすことはもちろん、生徒会に活動実績を認めてもらうことが必要となる。そこで史恩さんたちは、“ある挑戦”を決意するが…。

番組ではこの他、史恩さんの家庭での様子、「G.P.クラス」のプレゼンの様子などを紹介する。

4月から新テーマソングに、歌、三味線、尺八をこなす“三刀流歌手”彩青による「Ryusei『First Step』」が決定! 生徒たちの熱い青春、彩青の澄んだ歌声に心を揺さぶられること間違いなしだ。

毎週土曜午前10時30分放送「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)を、どうぞお楽しみに!
 
   

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