放送作家として番組の制作に携わっていた鈴木さんは、「スマスマの歴史の中でも、終盤の方で話題になった5人旅。あれをみんなが5人旅みたいなことをやりたいって言いがちなんですよ、タレントさんが。言いがちだけど絶対あんな風にならない」と話し始めます。
「スタッフさんが先回りして、色んなものを仕掛けていくんですけど、SMAPが絶対にコンビニに寄るんだと、その時に彼らはセブンイレブンのCMをやってるから絶対にセブンイレブンにしか寄れない。本人達も分かってる。それを逆算しながら、寄った時に旅雑誌を買ってくれというお願いしていて」と、番組スタッフはSMAPメンバーの行動を予想し仕掛けを用意していたそう。
続けて、鈴木さんは「そこに旅雑誌があるんですけど、それ全部を買い占めて、開いた所にUSJの広告もやってるから、USJに行きたがるはずだ…っていう予想を立てるんですね。それで、開いた時にUSJに電話するんだけど、いきなり電話しても撮影してくれなさそうだから、実はそれが広報につながる番号になってて、広報のトップの人にはもしかしたら『こんなことがあるかも?』っていう」と、USJ側にも突然ロケの可能性があることを伝えていたそう。
その後、SMAPの小説「もう明日が待っている」を書くことになった鈴木さん。その時のことについて、USJの担当者に話を聞く機会があったそう。
SMAP5人旅のロケでは、USJ側から番組側に事故防止のためバリケード張ることを条件に出したそうで、当時について担当者は「USJ史上の中で、一時間でバリケードを用意しろって言ったのは初めての出来事」と語ったそうです。
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今回のラジオでの裏話にはファンからも反応が続々。
「スマスマ5人旅。USJに1時間でバリケード設置!」
「鈴木おさむさん鶴瓶さんとトーク中に中居くんネタ」
「5人旅の裏話。色々先回りしてた。セブンに行くことも予想」
中居さんが病気をしてからはより気持ちが汲み取れるようになったという鶴瓶さんの話が印象的でした。また、“SMAP5人旅”ではスタッフが先回りして仕掛けていたことや、USJが1時間でバリケードを設置した話は面白いですね。
【番組情報】
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(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)